第2回ナノセルロース展

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/12/07  23:59


 

 

環境省Nanocellulose Vehicle(NCV)モデル事業

 

CNFパイプ

 

環境とエネルギーの未来展「エコプロ2017」が7日、東京ビッグサイトで開幕した。期間は9日(土)まで。注目企画は第2回ナノセルロース展。ナノセルロースの事業化をリードする国内外の企業が一堂に介する日本最大の専門展だ。

「ナノセルロースナノファイバー(CNF)は鋼の5分の1の軽さで5倍の強度を持ち、学術分野でも用途開発でも日本が世界の最先端を走っている夢の素材。日本には豊富な森林資源を有するとともに、川上を担う製紙産業から用途開発を担うさまざまな産業まで高い技術の集積がある。CNFという新たな産業を育て、国際競争を勝ち抜くための大きな強みだ。

政府は未来都市戦略2017においてCNFの利用促進に向けて研究開発や国際標準化を進めていくべきと位置づけ、支援を行っている。CNFを世界に先駆けて自動車や家電等に利用するためにも樹脂複合化や国際標準化、安全性評価のための研究開発に年間6億円を投じるとともに、国際標準化機構で標準化を推進している。

CNFの新たな市場が生まれ、アベノミクスの第3の矢、すなわち成長戦略を支えるわが国初のイノベーション投資につながることを期待している」と経産省の大串正樹(おおぐし・まさき)政務官は語った。

また林野庁の牧元幸司次長は「日本の森林資源については戦後植林された木が60年、70年とたってまさに利用できるタイミングを迎えている。切って、使って、植えて、育てて、大きく育つことによってCO2を吸収して地峡温暖化防止に役立つサイクルをうまく回していく。これが重要だと考えている」と述べた。

さらに、「そのためには木材需要が大事。建材としての利用はもちろんではあるが、新需要の開発も極めて重要。その中でCNFが新用途として期待されている。軽量、高強度、低環境負荷。林野庁ではより小規模な施設でより環境負荷が少なく、特殊の器具を使わず汎用機械でできる技術開発を森林総合研究所等を中心に進めている。小規模な施設であれば、中山間地域でも立地できるのではないか。地域を元気づける大きな力になるのではないか。一層力を入れていきたいと考えている」と語った。

文科省研究開発局の田中正朗(たなか・まさあき)局長は「バイオマスから化成品等を製造することはカーボンニュートラルや省エネの観点からCO2排出削減に大きく貢献すると期待されているが、なかでもCNFは超軽量、高強度という特徴を有し、車体等などさまざまな製品への応用など低炭素社会の実現に大きく期待される革新的な材料だ」と指摘した。

環境省地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室長の水谷好洋(みずたに・よしひろ)氏は、「地球温暖化計画に基づき2030年度26%削減に向けた対策を着実に実施すると共に、地球温暖化対策と経済成長を両立させながら、長期目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指している」と述べた。

CNFについては脱炭素社会の実現に向けたテクノロジーの1つだと考えている。昨年度より、自動車分野の低炭素化を目指す事業として産官学総勢21機関の参加するコンソーシアムによる世界初のナノセルロース・ビークル(NCV)プロジェクトを始動している。

同プロジェクトでは自動車の部品をCNFを活用して軽くて強い素材に置き換えることで10%以上の軽量化にチャレンジしている。材料製造から車体製造、走行に至る総合的な二酸化炭素の削減効果を検証してCNFの有効性を実証していきたいと述べた。

そのほか家電、住宅、建材に活用する試みもスタートしている。CNFの社会実装を見据えてリサイクル技術の強化・実装についても行う予定だ。

国王が政治の実権を持つサウジ

カテゴリー: 会見メモ, 政治/外交/国際/軍事

2017/12/06  23:09


 

アジア経済研究所の福田安志氏

 

国際開発センター研究顧問の畑中美樹氏

 

ゲスト:福田安志(ふくだ・さだし)アジア経済研究所上席主任調査研究員
畑中美樹(はたなか・よしき)国際開発センター研究顧問
テーマ:激動するサウジアラビアと中東情勢
2017年12月6日@日本記者クラブ

多数の王子逮捕で揺れるサウジアラビアについて中東専門家2人が解説した。

「ムハンマド皇太子は、王族内部の反発もあるが、40代の『団塊の世代』に圧倒的に支持されている。今後、開発独裁型指導者になる可能性がある」(福田氏)

「皇太子による社会の自由化を含む諸改革が実を結ぶには時間がかかる。改革には増税など痛みを伴うものもあり、国民が実を享受するまで我慢できるかどうか。イスラエルとの接近にも注目したい」(畑中氏)

 

サウジの地図

▇福田氏

・人口は○で囲っているところに集中している。国土は日本の6倍で大きい。首都リヤド地域、ペルシャ湾岸の油田地帯。シーア派の重鎮が住んでおり、いろいろ問題が起こるところ。東岸のメッカ、メディナのある場所。それとイエメン国境沿い。王様の住居がリヤドとメッカに分かれている。

・政治構造が複雑だ。政治はサルマーン国王を中心に動いている。王様が政治の実権を持っている。立法権も持っている。内閣総理大臣を兼ねており、火曜日に王宮の中で閣議を開催している。

・諮問評議会は議会としての位置づけだ。立法権は持っていない。法律は閣議でかけて、閣議で承認されたあとに王様が全部持って帰って、それを採用して承認をして勅令として発布することによって法律になる。法律も王様が決める。

・国土が多くて人口がまたがっている。地方の州知事が一番大切。王族がたくさんいる。行政機構の中には王族はそんなにいない。役所の数が21か22ある。それ以外に無任所国務大臣がいる。王族は2人だけ。あとは平民出身。非王族の実務家が行政を支えている。地方は王族が任命されている。王族の甥が知事になって、副知事になって地方行政を担っている。こういう行政がある。

・決定権はすべて王様が握っている。

・非常に重要なのは法体系。イスラーム法が生きていて使われている。2つ裁判所がある。イスラーム裁判所とDM法廷(平たく言えば、憲法裁判所)。イスラーム法だけでは国が動かないので、労働争議や商取引などは別途王様が勅令を出して作る。これを担当する行政裁判所は別に存在する。

・クーデタを防止するためにお互いに牽制させて軍事機構を幾つかに分けている。こうしたシステムの頂点にサルマーン国王がいて政治を動かしている。

・サルマーン国王には男子12人。王族は数千人、2万人、3万人、人によっては5万人いるといわれる。多数の王族がいて、各所に散っている。就職先必要だ。州知事、副知事など地方行政職。

・サウジは石油収入に基づいて経済が動いている。政治の安定も石油収入によって得られている。この体制の下で政治が安定する。国民の多くの人が国家機関に働いている。3分の2は国家機関で働いている。大学の学生は奨学金をもらえる。そういう中では反政府動きは起きない。政権が安定する。そういう構造だ。

 

 

大塚耕平民進党代表が会見

カテゴリー: 会見メモ, 政治/外交/国際/軍事, 東京日誌Ⅱ

2017/11/29  23:35


 

会見する大塚耕平民進党代表

 

ゲスト大塚耕平(民進党代表)
2017年11月29日@日本記者クラブ9階会見場

 

民進党の大塚耕平代表が29日、日本記者クラブで会見した。元日銀マンで参院歴16年。民進党分裂の責任をとり辞任した前原誠司氏の後任として代表に就任した。10月31日付で就任1カ月。

「火中の栗を拾う」ことになった代表就任について、「ここは私のようなタイプの人間の働きどころ」と胸を張った。2001年に愛知県選挙区から立候補し、当選。17年目に入った現在は3期目。

2009年からの民主党政権では内閣府副大臣(鳩山内閣)、厚労副大臣(菅内閣)を勤めた。趣味は仏教。この日に話題は2つだった。

日本の民主主義は進化の途上にある。発展途上だ。国会ができて128年、男女普通選挙になって71年、小選挙区制になって23年、総選挙で政権交代が起きてたった8年にしかならない。

憲法は国民を「主権者」としているが、果たして主権者とは何か。実感できる機会は総選挙のときに政府を選べること以外にはないのが実情だ。

小選挙区制を導入しないと政権交代は起きないとの認識の下に同制度は1996年から導入された。旧民主党もそのときにできた。2009年に初めて1回の選挙で第一党が入れ替わった。国民が自分の意思で政権を選んだのはこれが初めてだ。

2012年は民主党からすれば下野したことになるが、国民側から言えば、自民党政権を選んだことになる。2017年9月27、28、29の3日間は政権交代が起きるかもしれないし、少なくても安倍退陣の可能性が高いとみんなが思った。国民に主権の権利行使の機会を一瞬果たしかけた。しかし、結果的にはそういうふうにはならなかった。

今回の総選挙では民進党は届出政党にならなかったが、立憲民主党と希望の党を合算すると2076万票となり、自民党の1855万票を221万票も上回った。しかし、志は良かったが、詰めが甘かった。「国民が政府を選択できる」ということでなければ健全な民主主義は維持できない。

総選挙は4年以内にやってくる。そのときに政権を選択していただける構図にもっていけるかどうか。これが私の仕事だ。

保守とリベラルは対立概念ではない。しかし、永田町やマスコミにおいては単純化されて、対立構造として使われており、これを乗り越えないとわれわれの連携にとってもハードルになるのではないか。

これは総理のみならず、関係者すべての考えていただく機会を提供した。保守は伝統や慣習を守るという概念で、改革とは相反する概念だ。さわさりながら、大切なものを守った折には改革にも取り組まなければならない。維持するための改革、保守するための改革を持ち出した。

一方、リベラルは本来は自由主義。個人の自由、自己責任を原則とする概念だ。社会保障や社会的弱者の救済はストレートの出てこなかったが、個人の自由を守るためにはその当事者の責任では無い理由で自己実現が阻まれている状況はまずい。そうした自由を守るためには政府が積極的に手を差し伸べるべきだとの思想に発展し、日本ではこれをリベラルと言っている。

保守とリベラルは対立概念ではなく、保守にとってどのような貧困は保守という考え方を守るために手を差し伸べても改革をするべきものなのか。リベラルにとってもどのような自由を守るために政府が手を差し伸べるべきか。

保守は好戦的でリベラルは平和的であるという概念も重大な間違いだ。何が正しいとか何が正義とかはソクラテス以来いまだに結論が出ていないというよりも定義ができない。だから熟議を尽くせば尽くすほどより良い結論に到達できるかもしれないので、議論を尽くせ。これが民主主義だ。

本当の対立軸は民主主義をより重んじる勢力か、民主主義をかなり軽く考えている勢力か。どっちに政府をお預けになるか。それを問うことが重大な対立軸ではないか。

 

会見場から日比谷公園をのぞくと、外は紅葉していた(前は千代田区立日比谷図書文化館)

とんかつ和幸光が丘IMA地下店

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 食/食堂/レストラン

2017/11/28  23:47


 

火曜は「ロースかつ」のセールの日

 

光が丘IMA(いま)は東京都練馬区光が丘にある区内最大規模の複合ショッピングセンター。そのIMAが1987年(昭和62年)以来開設30周年を迎えた。中央館地下1階の専門店街にはIMA設立前に光が丘に点在していた個人商店が並んでいる。

専門店街はLIVIN(リヴィン)光が丘店 とイオン練馬店の間に挟まれた格好で、開店時間がLIVIN、イオンと1時間差があり、これが結構不便で、朝早く買い物にきた人たちは結構戸惑う客が多い。今朝もそうだった。

そんな中で、専門店街の中になるとんかつ和幸光が丘IMA地下店は朝から客が行列をしている。専門店街の活性化策に手を貸して「ロースカツ限定1000枚」を火曜セールにしているからだ。いくら安いのかは確認しなかった。

 

朝からこんな感じが続きます

 

これが午前10時半くらいの時間帯。結構並んでいる。3階にもレストランがあり、そこで揚げたものを運んでくる。初めての人も驚き、驚いた人が次は並び、相乗効果で客が増えている。

それにしても、会社勤めしていたときに和幸はよく利用した。一緒に食べた友人は故人となった。そんなことを思い出した。

歌う「ボイスエクササイズ」

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 高齢者/福祉/街づくり

2017/11/27  22:46


 

歌うボイスエクササイズ

 

ジェクサー・フィトネス&スパ新宿店に通い始めてそろそろ3年近い。その前はオアシス歌舞伎町店だった。ジェクサーができて、通うのにこちらのほうが便利なので代わった。

最初はプール専門だった。しかし、時間に余裕ができたこともあって、フィジカルを鍛えるマシンが幾つも揃っている3階に通い出した。

トレーニングの目的は筋力アップ。というか、硬すぎる体を柔らかくし、衰えている足腰をもう少し動くように鍛えたい。ストレッチを20分ほど行い、下半身を強化するマシントレーニングを20分ほど実行している。それが終わると、ペダリングを30分開始する。足を蹴るランニングマシンに挑戦したい。いずれも10月から始めた。

トレーニングは3カ月で一応の効果が表れてくる。ストレッチ→マシン→有酸素運動を1時間30分続けている。電車の上りエスカレーターも今は階段に切り換えた。一度、パーソナルトレーニングを体験的に受けた。体の硬さがひどかった。

高齢者になって人ともさほど話さないとなると、口そのものも声が出なくなってきた。そんなときに、3階のスタジオで「歌う ボイスエクササイズ」をやっていた。口のエクササイズ、口の筋トレだという。

 

 

体幹とは体の芯。身体の一番奥にある筋肉(インナーマッスル)で、背骨に直接付着している筋肉(大腰筋、多裂筋、腹横筋)のことを指す。インナーマッスルは外から触れられない部分だが、1つだけ触れられる個所がある。それがEスポット(Exercise Spot)だ。

このEスポットを普段から意識することが大切だと日本初のボイス・エクササイズ・トレーナーのENIWA氏は強調する。2015年2月には経済産業省推奨の健康プログラム「アクティブレジャー」に認定された。「好きなことで健康づくり」を実現する新しい健康運動サービスだ。

このENIWA氏は歌うことでEスポットを鍛える「Eスポット歌唱法」を提唱している。よく分からないが、少しやってみようかなと思っている。

平林寺で紅葉見物

カテゴリー: 動物園/植物園, 桜/さくら/花見, 登山/山歩き/ハイキング, 花/木/樹

2017/11/25  21:34


 

総門を入ってすぐ左に紅葉があり、多くの人がカメラを構えていた

 

これは山門だ

 

本堂右にあった樹齢500年の高野槙(こうやまき)

 

平林寺境内林散策マップ

 

平林寺は5年ぶりだった。お目当ては紅葉で、周囲は大混雑だった。天候も暖かで、こんなにすばらしい紅葉は初めてだった。京都には永観堂、高山寺、東寺などすばらしいスポットが多いが、どこもかしこも人工的だ。

平林寺は1375年にさいたま市岩槻区に創建され、荒廃を繰り返しながら、1663年には川越藩主・松平伊豆守信綱の遺言により、現在の野火止に移された。

 

これは美しい!

 

まだ紅葉しない葉っぱに光が射す

 

さまざまな色が重なり合うこの1本は実にすばらしかった

 

この緑もいずれ紅葉するのだろうか?

 

少し歩く目の先が輝いて見えた

 

どう見ても柿の実がなっている?!

 

とにかく華やかで・・・

 

色の交錯の中に青空が・・・

 

先生が「ここがポイントだよ」

 

とにかく広い平林寺境内林

 

これぞ紅葉

 

こんな道を歩きます

 

こんな環境で眠れたら

 

竹林と紅葉

 

起点に戻ってきたらまだ多くの人が・・

 

古来より水源の乏しかった武蔵野は一面ススキ野原の広がる風景だったが、江戸時代に野火止用水や玉川上水を引いたことで、一帯はめざましい発展を遂げ、人口増加に伴い、暮らしを支える燃料や肥料となる雑木林が形成され、武蔵野は水と林のある風景へと変わって行った。

1968年(昭和43年)には平林寺境内林は武蔵野の風情を広くとどめる文化財として、国の天然記念物に指定された。後年の追加指定も合わせて、現在はおよそ東京ドーム9個分の43ヘクタールとなっている。

平林寺に残された自然と文化の資産である雑木林を再生し、後世へ受け継いでいくために、2014年度(平成26年度)より文化庁、埼玉県、新座市との連携のもと、境内雑木林の整備保全事業が進められている。

 

近くの「たけ山」でうどんをいただく

 

紅葉見物後、お腹が減って、手延べうどん「たけ山」で食事した。昔と同じだったが、来年1~2月にリニューアルするという。

サウジ、ムハンマド皇太子に権力集中

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 資源/エネルギー/環境

2017/11/24  22:32


 

WTI原油価格の推移(月次)世界経済のネタ帳から

 

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の佐藤隆一中東事務所長は11月24日都内で開いた会合で、2017年度第7回石油天然ガス最新動向のブリーフィングを行った。湾岸産油国はVAT等痛みを伴う改革を模索している一方、人口の多いサウジアラビアはムハンマド皇太子への権力集中を進める。近く改革の成果が問われるところだ。

原油価格の下落は2014年以降、過去2年間続いている。14年後半はバレル当たり100ドルを超えていたものの、16年2月には同30ドルを割り込んだ。現在は58ドル前後で推移し、今後もさほど高くない水準が続く見通しが高まっている。

石油輸出国機構(OPEC)は高生産姿勢を崩さず、米シェールの高い持久力などを背景に今の状態が今後も続く見通しが高まっている。

国際通貨基金(IMF)によると、サウジアラビアの財政収支が赤字に転落しないために必要な石油価格は70ドル、アラブ首長国連邦(UAE)60ドル、クウェートとカタールは50ドルと推定されている。これ以上下がると、サウジの財政収支は赤字になるというレベルだ。

ぜいたくな財政支出を減らすことも可能だし、赤字国債を発行することもできる。また税金をとることもできる。基準自体が極めて緩い。多くの湾岸協力会議(GCC)諸国では14年から赤字が続いている。

サウジは政府系ファンド(Sovereign Wealth Funds=SWFの運営するファンド)の外貨準備資産を取り崩したほか(7840億ドル→4850億ドル:約30兆円減)、国債等の発行による外部調達を行った。

また、サウジは公務員および軍人の給与削減を表明したものの、国民に配慮し中止した。王族への資金分配問題でも強硬な姿勢を表明した。

サウジではムハンマド皇太子への権力集中の流れが鮮明になっている。15年1月に経済開発問題会議議長、15年4月にサウジアラムコ最高会議議長、17年6月には政治安全保障問題会議議長に就任した。同年11月4日には反汚職委員会を設立し、議長にもなった。同日、唯一対抗し得るムトイブ王子・国家警備隊長ら11人の王族を含む201人を拘束した。

一方で、イエメン紛争介入やカタール断交、武器購入などを続けており、財政圧迫要因は多い。レバノンのハリリ首相が辞任を発表したのもムハンマド皇太子の関与が指摘されている。

 

昨年完成したADNOC本社ビル

 

湾岸諸国ではUAEが先頭を切って付加価値税(VAT)を導入し始めた。ADNOC初の社債を17年11月に30億ドル発行したほか、ガソリンスタンド部門のIPOも行い、資金を調達した。

ADNOCは戦略的な体制でコスト削減と技術導入を実行。石油化学・マーケットも重視し、新社風は「もはやサンタクロースではない」と強調した。

好天のJA農業祭

カテゴリー: 祭り/フェスティバル, 農業/農地/農政

2017/11/19  17:23


 

黄葉した夏雲公園から光が丘駅につづくイチョウ並木

 

1時間並んで2つ買いました

 

JA東京あおば石神井地区女性部による舞踏

 

前日に続いてJA農業祭に行った。やはり雨より晴れたほうがいい。日曜は朝からよく晴れた。それでも日差しが雲に隠れると、気温は急降下した。結局、1時間ほど並んで田舎まんじゅう(1パック3個入り200円)を2パック買った。割りに合わないものの、まんじゅうが食べたかった。子どもみたい。

農園芸畜産物品評会の作品は展示後即売される。野菜もさることながら、花・植木が欲しかった。整理券をもらいたかったが、朝10時に行く気分にはなれなかった。根性が足りない。結局、整理券を持たない列に並んだ。

パンジーと葉ボタンを買った。パンジーはこの時期に植えて、来年5月一杯まで咲く。品評会だから、育ちが違う。

この日はずっと並んでばかりいた。メインステージはほとんど見なかった。帰りしなにちょっとのぞいたら、JA東京あおば石神井地区女性部が舞踏を演舞していた。

雨のJA農業祭

カテゴリー: 祭り/フェスティバル, 農業/農地/農政

2017/11/18  19:42


 

今年の農業祭は雨だった

 

宝船

 

JA東京あおば農業祭も今年で第20回。都立光が丘公園けやき広場で始まった。残念ながら雨で始まり、参加者は少なく、可哀想だった。雨だけはどうにもならない。明日に期待するしかない。

会場には多くのテントが張られている。どういう選択で出展しているのか分からないが、JA関係が中心だ。JAおきなわ、JA栗っ子、JAグループ山梨、JAながのみゆき、JAしおざわ、JAやつしろ、JAところ、JA岩手ふるさとの8団体。

ほかは養蜂、漬け物、わさび、製茶、練馬野菜餃子、味噌、ホテルカデンツァ光が丘、花き、練馬大根などを取りそろえた。消防署と警察署、聴導犬推進協会のテントもあった。

餅つき実演が行われるほか、からみ餅配布や田舎まんじゅう販売も実施される。例年、からみ餅を口にほおばりながら、田舎まんじゅうの列に並ぶ。今日は午後3時すぎに行ったので、終わっていた。農園芸畜産物品評会も行われ、明日午後1時から即売される。また、宝船のお宝分けは同午後3時から。

リンゴやキャベツや大根、漬け物などを買った。明日は晴れてほしい。

輸出振興、6次産業化が重要=斎藤農水相

カテゴリー: 会見メモ, 農業/農地/農政

2017/11/15  21:26


 

スピーチする斎藤健農水相

 

ゲスト:斎藤健(さいとう・けん)農林水産大臣
テーマ:農林行政

 

斎藤健農水相が会見した。通産官僚出身の農水相は異例だが、自民党農林部会長、農水副大臣を2年ずつ経験し、「これから仕上げの時期に入る。4年間の総括のつもりで話したい」と語った。人口減少に直面する日本農業の振興策として、輸出振興と6次産業化を含めた付加価値増大の2点が重要だと指摘した。「生産現場だけを見る農政はもうダメ。消費者への視点も大切だ」と強調した。

・バックグランドとしては通産官僚だった。23年間勤めた。経済産業省時代から人事の希望として「困難な仕事」としか書かなかったものの、自民党が野に下ったときに初当選だった5年生以下の議員に希望調書が回ってきた。そのときも「困難な仕事」と書いた。

・高市早苗政調会長から突然携帯に電話が来た。「斎藤さんには農林部会長をお願いする」。さすがに「農林部会長ですか?」「そうです。だって貴方、『困難な仕事』って書いたでしょう」。「即答をせざるを得なかった」

・いろいろ武断も含めて聞かされていた元通産官僚が農林部会長になるのは空前(過去に例のないこと)のできごと。これからの農政は従来型の発想だけではいけない。新しい発想を農政の分野に取り込んでいかないと、新しい展開はできない。そういう意識が働いたのではないか。

・当時の林芳正農水相も農林族ではなく、政府、党を含めて農林関係議員ではない。自民党が政権取り戻してからの政権の展開はこうなってきた。

・農林部会長として気付いたのは日本の農業のこれからは本当に大変だということだ。「産業としての農業は大きな曲がり角にある」。1にも2にも人口が減る。毎年20数万人だが、80万人と加速度が付く。人が減っていけば、当然マーケットが縮小していく。それが毎年、毎年確実に起こってくる。口が減っていくのは今後の農業にいかに深刻な影響を及ぼしていくか。すぐ理解できた。これをどうしていくか。これが最大の課題になっていく。

・一方で、日本の農業はそうは言っても成長の余力がものすごくある産業だということも同時に気付いた。単純な話だが、日本の周辺や世界は人口は増え、お金持ちもどんどん増えている。しかも日本食がブーム。日本の農産物に対する評価は高い。ここを攻めていく。国内のマーケットが縮小するならば、海外のマーケットを取りに行く。生き残りのための重要な政策だ。

・今までは生産分野で利益を上げていたが、これを生産分野から出ていって流通・加工での付加価値を上げていく。6次産業化。輸出振興と付加価値増大で、これから毎年毎年人口が減っていく状況を対応していくしかない。

・特に日本の農業ほど、これから海外での可能性を強く感じさせる産業はそうはないと感じた。アメリカのイチゴはレモンと言う。一定のシェアはとれる。牛肉の輸出は5割増えた。イチゴも6割、日本茶も3割くらい増えた。ようやく日本のポテンシャルが評価され始めた。まだまだ増える。

・若い人たちの挑戦しているのも事実だ。米の生産調整も来年から国よる配分調整を行わない。自主的にやっている若者がどんどん出てきている。香港で2人で「おにぎり屋」をやっている。2020年には200店舗体制。工場も建設中だ。年間4000~4500トン使用する。日本の食べる米の輸出は年間1万トン。日本全国で1万トンしか輸出ができていない。リスクを取って海外に出て行こうとす人たちを強く応援していきたい。

・日本がこれからも成長を続けようと思えば、これから伸びていくアジア・太平洋地域のエネルギーを吸収をしていく。こういう展開が極めて重要だ。成長率優先主義でやりやすくなるように努力していくのは重要な政策だ。

・一方で、オーストラリアと経済連携協定(EPA)を結んだ。農産物の自由化の急先鋒な国と締結した。欧州連合(EU)とも大枠合意に達し、TPP11も大筋合意した。ただ単に日本農業を守るだけではなく、どう折り合いを付けるかが重要だ。何とか折り合いを付けれたと思っている。確かにフランスのチーズは強いが、日本のチーズをフランスに上陸させる気概でやるのも大事だ。通商交渉と農業基盤の維持・強化を両立させていきたい