チャン・スー「ラ・ヴィ・アン・ローズ」カラオケ大会

チャン・スー「ラ・ヴィ・アン・ローズ」カラオケ大会~決戦大会~が2月20日、東京・渋谷のシダックスホールで開催された。全国から応募のあった1050人の中から選ばれた17人(女性16人、男性1人)が同じ曲を同じキーで歌い、グランプリを争った。「こういう大会はありそうでない。審査するほうも簡単そうで難しい」(審査委員長を務めた作曲家の徳久広司氏)とか。

 チャン・スー(本名チャン・ウンスク)は韓国ソウル出身の歌手。17歳で同国のTV番組「スター誕生」に出場しグランプリを獲得。翌年、「チュムル・チュウオヨ」(踊りましょう)でデビューし50万枚の大ヒット。以後、歌手、タレント、女優として幅広い分野で活躍している。ささやき訴え続けるようなハスキーな声、力強く安定感のある歌唱力、それに歌いながらのモンローウォークが何ともセクシーだ。

 1995年2月5日に来日、同年9月に本名で「無情(ゆめ)のかけら」で日本デビュー。いきなり、第28回日本有線大賞新人賞を受賞した。1999年には現在の芸名に改め、テイチクレコードに移籍。「なんや知らんけど」を発表、その後も「運命の主人公」「ジェラス・ムーン」「青いカナリア」などを出した。「ラ・ヴィ・アン・ローズ」(建石一作詞、徳久広司作曲)は2004年8月25日にリリースされた。

 17人が歌い終わった後、チャン・スーが登場しミニ・コンサート。会場の中を歩きながら、ヒット曲の数々を熱唱し、詰め掛けた多くのファンにサービス。これからの夢は何かと聞かれ、「ライブ・ステージ。来日10年になるんで、実現できたら・・」と達者な日本語で答えた。ひょんなことでファンになったが、恥ずかしながら、本人に会えてとても幸せだった。

 

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