乳頭温泉郷

 温泉遺産「源泉かけ流し風呂」認定証書
     大釜温泉旅館殿

 貴殿は、日本古来の温泉入浴法に適した源泉風呂へのこだわりを、今日まで継承されました。ここに貴殿の温泉文化への情熱と湯守の精神に敬意を表すとともに、源泉かけ流し風呂を「温泉遺産」として認定いたします。

 平成15年12月2日
 日本温泉遺産を守る会
 代表 野口悦男

 乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)。玉川支流の先達川最上部に点在する7つの一軒宿から成る東北を代表する秘湯(ひとう)。アクセスは悪いが、それだけに容易に立ち入りにくく、それがまた、秘湯の秘湯たるゆえんであろう。ひなびた風景の中で、露天風呂に身体を沈めていると、それだけでもう何も要らない。

 認定証書は1泊した大釜温泉旅館の脱衣場と玄関脇の壁に掲げられていた。同会は温泉好きの集まりで、代表は温泉ジャーナリスト。入った温泉は大釜温泉と黒湯温泉の2つ。乳頭温泉郷にあるすべてのお風呂に入浴できる手形「湯めぐり帖」もありますよ。

 ・大釜温泉(おおがま)=木造校舎を移築した宿。ヒバ造りの露天風呂は開放的。
 ・黒湯温泉(くろゆ)=湯小屋は茅葺き屋根。英人英語教師と異文化コミュニケーション。
 ・鶴の湯温泉(つるのゆ)
 ・妙乃湯温泉(たえのゆ)
 ・孫六温泉(まごろく)
 ・蟹場温泉(がにば)
 ・休暇村田沢湖高原
 

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