田植え前

  田舎に来るとゴロッとできれば最高だが、そうできないのが2地域居住の辛いところ。別荘ではなく、普通の生活が待っているからだ。普段、留守にしているだけに、処理しなければならない案件が目白押しで、それに忙殺されるからだ。なかなかゆっくりできない。

 庭の草取りや花壇の手入れ、近所へのあいさつなどなど・・・。市役所に行ったり、懸案の処理に頭を悩ませたり・・・。お客さんもやってくる。同級生のお母さんが亡くなって、弔問に出掛けた。村の話もいろいろ聞いた。田舎暮らしも結構大変である。そんなに美しくもない。むしろ地味である。そういう中で、どうメリハリを付けて生活していくのか大きな問題でもある。

 季節はちょうど、田植えシーズン。我が家の前の田んぼは終わった。これから田植えを待つ水田が広がっている。田植えをするのは人ではない。機械である。田植えシーズンの風景もガラッと変わってしまった。これも時代の流れか。変わらないのは水田に棲むカエルの大合唱だけである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

丹波日誌

前の記事

高畠ワイン
丹波日誌

次の記事

ちらし寿司