298円弁当

光が丘LIVINの食品売り場で「298円弁当」を見かけた。大手スーパー西友が今年4月から、グループ373店舗で低価格弁当を販売開始。それまでは498円だったので、内容を落とさないで低価格を実現した企業努力にはびっくりだ。それも肉じゃが煮、ハンバーグ、鮭弁当の3種類である。
生活を防衛しなければならない消費者としては、安ければ確かに嬉しいが、それで日本経済がどうなるんだろう、という心配をついしてしまう。安いからと手放しでは喜べないのだ。価格が下がる一方のデフレ・スパイラルが始まっている。インフレも困るが、デフレはもっと質が悪い。やはり、成長戦略が欲しい、と思わざるを得ない。