『ツァラトゥストラはかく語りき』
名古屋フィルハーモニー交響楽団の東京特別公演が24日、東京オペラシティコンサートホールで行われた。指揮は名フィル音楽監督の小泉和裕氏、ピアノ独奏はセドリック・ティベルギアン氏だった。
東京オペラシティ(西新宿3)に行ったのは2011年6月と12年1月に次いで3度目。最初の2度は読売日本交響楽団、今度は名フィルだった。
この日の曲目はモーツァルトの交響曲第35番ニ短調K.385『ハフナー』、リストのピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124、R.シュトラウスの交響曲『ツァラツゥストラはかく語りき』作品30。
特に「ツァラツゥストラ・・・」が有名になったのは1968年4月に公開された米英合作SF映画『2001年宇宙の旅』(A Space Odyssey、スタンリー・キューブリック監督)で採用されたため。
メイン・タイトルには『ツァラツゥストラ・・・』の導入部が使われているほか、全編にわたって名高いクラシック音楽の楽曲が採用されている。
また、円舞曲『美しく青きドナウ』なども使われている。