散歩(2019/06/16)
昨日はよく降った。今日は日曜日。雨に洗われた緑やアジサイがきれいだ。石神井川沿いをずっと歩いた。いつもは西武池袋線練馬高野台で引き返してくるが、今日は休みということもあって遠征。笹目通りを越えて長光寺橋を渡り、千川・石神井コースに足を踏み入れた。
練馬高野台から石神井川の両サイドは「都営南田中アパート」が広がっている。川とそれに沿ったコースは早朝散歩に打って付けだが、都営南田中アパートはびっくりするほど古い。
1号棟から28号棟まであって、古いものは昭和44年(1969)から建設されている。1階部分が店舗になった「下駄履き住宅」もあり、老朽化が進んでいる。
「あなたの知らない東京をとことん案内します」とうたった「東京Deep案内」によると、残留孤児絡みの中国人も多く住んでいるようだ。
歩いていて中国人や韓国人の会話をよく耳にするのも事実で、ちょっとびっくりする。南田中アパートの前は広い庭になっており、手入れの行く届いた庭は花も咲いているが、そうでないところは荒れ放題だ。
日曜日とあって走っているランナーが多いが、その人たちにはダークサイドの部分は目に入らないだろう。花ばかりを撮っているおじさんも見たくないものはやはり見たくない。しかし、見たくなくてもそうした現実があることも知っておく必要はあるのかもしれない。