「鮎(あゆ)の日」(6月1日)に養殖鮎の塩焼きを食べる
■6月1日は鮎の日
近くのスーパーに買い物に行った。新型コロナウイルス対策もあるが、週1回のペースで行っている。それ以外にはあまり外に出ない。そんな生活がいつの間にか定着し出した。
6月1日は「鮎の日」でもある。「今日は何の日」というのがあって、毎日何かの記念日になっている。和歌山市に本部を置く全国鮎養殖組合連合会が2014年に制定した。
記念日は一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録された。この日には放流体験や販売イベントが開催されることが多い。ちょうどその日にスーパーに行ったことになる。
雑学ネタ帳によると、「6月1日が鮎釣りの解禁日としている地域が全国的に多く、また鮎が小売店に出そろうことで、この日が選ばれた」という。また初夏の風物詩である鮎は伝統的な和食文化に欠かせない食材で、河川環境保護の象徴でもある。
■「清流の女王」も養殖が増加
鮎は北海道、朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に生息するものの、日本が中心で、日本固有の魚とも言える。近くのスーパーに買い出しに行ったら、鮮魚売り場に鮎が並んでいた。1尾200円、2尾で1円安の399円で並んでいた。
もちろん養殖である。鮎は結構日本人に好まれる川魚で、懐石料理によく出てくる。
川や海などを回遊する魚で、川の岩についた藻を食べるため独特な香りがするので、「香魚」とも書く。また、上品で淡泊な味わいから「清流の女王」とも呼ばれている。
そんなに大きな魚ではないので、食べるところがあまりなく、物足りなさを感じる人もいるかもしれない。加えて食の多様化が進み、漁業者も減少している。
鮎と言えば、つい自然の川で釣った若鮎のイメージが浮かぶものだが、最近は養殖がかなり増えている。河川の漁獲量は年間約1万トンで、うち20~30%が鮎が占めている。このうち養殖の割合は30%前後らしい。
天然鮎の消費は一般家庭ではなく、旅館や割烹などの店舗である。釣り好きの人たちの個人消費もある。一般人など大口消費には養殖物が使われる。一般の消費者は天然鮎と養殖鮎のうまい、まずいの区別もつけられないのが実情だ。