【沖縄旅行】琉球舞踊やエイサーを観賞しゆっくりとした時間が流れる=最後は「国際通り」でシメ
■琉球村を訪問
最後の日は前日行ったものの閉園時間にかかって入れなかった琉球村(恩納村)を再訪した。1982年に開設された沖縄を代表する観光テーマパークだ。
琉球村には沖縄各地から移築されてきた琉球時代の古民家が展示されており、中を自由に見学できるようになっている。
広い敷地の中に10棟ほどがゆったりと建っており、昔ながらの沖縄の町並みを楽しめる。古民家の中では琉球舞踊が実際に演じられたり、機織り体験なども味わえる。
■サトウキビジュースを飲みながら沖縄版クレープを味わう
旧比嘉家で琉球舞踊を鑑賞したあと、隣のポーポー屋で沖縄の伝統的郷土菓子「ポーポー」(pawpaw)を味わった。小麦粉などで作った生地を焼き、油みそを表面に塗り、くるくると巻いた沖縄版クレープ。
ポポーの名でも知られるポーポーの中身を生クリームやジャムなどにして「おやつ」として提供されることもあるという。
ポーポーに合う飲み物がサトウキビジュース(sugar cane juice)。機械がサトウキビを圧搾し、ジュースを絞り出していた。サトウキビ本来の風味と甘味を味合うことができた。
■沖縄の県蝶・オオゴマダラ
オオゴマダラは沖縄県の蝶。村内の蝶々園にたくさん飼われていた。タテハチョウ科の蝶で、日本の蝶としては最大種の1つ。
白地に黒いまだら模様でゆっくり優雅に飛ぶのが特徴で、「南国の貴婦人」とも呼ばれているとか。
人に自然と寄ってきて手に乗せることができるほど、人懐っこい性格をしているといわれる。さなぎが黄金色になることも県民によく知られているという。
■最後は国際通りをブラブラ
琉球村を出たのが午後1時すぎ。沖縄でも結構渋滞があるらしい。午後7時15分の那覇発のフライトだったが、やはり乗り遅れるわけにはいかない。
まずレンタカー会社に車を返さなければならない。満タン返しが原則なので、その前にガソリンスタンドを探さなければならない。面倒だが、そういう契約である。
時間が早かったせいか車返却、レンタカー営業所から空港までの送迎もスムースにいき、3時すぎには荷物も預けてしまっていた。
お土産物を選んだのちに、モノレールに5駅乗って那覇市の中心地、国際通りまで来た。首里城まで行きたかったが、かなり遠く、駅から20分もかかるという。
ヘタをするとフライトに間に合わない恐れがある。さすがにそういうリスクは負えなかった。国際通りをぶらぶるするしかない。
■リゾート地で必死に観光するバカもいる!
3泊4日はあっという間だった。観光地をウロウロするだけだった。リゾート気分を味わうつもりだったが、いつもの癖が出てしまった。
観光地に行った以上、観光しなければならない。そんな癖が染みついている。それを抜くのは至難の業だ。
やはり疲れてしまった。それもやむを得ないか。