ブルーベリー摘取園でもソーシャルディスタンスが必要だが、令和2年7月豪雨の被災者は「寝るところがないよ」

 

携帯扇風機

 

■もらった携帯扇風機

 

72歳の誕生日を自宅で迎えた。昨年は英国に旅行し,ビクトリア駅のエスカレーターで転んで軽傷を負った直後だったが、今年は新型コロナウイルスもあって3月からずっと自宅に閉じこもっている。コロナ下の誕生日というわけだ。

大阪の息子夫婦から誕生プレゼントが届いた。孫の誕生日が7月5日。ハンドバッグを選んで送ったら、その返事の手紙と一緒に誕生プレゼントが戻ってきた。確か母の日や父の日もあって、プレゼントが行き交った。

携帯扇風機と呼ぶそうだ。USBが付いており、充電も可能だ。照明も付いており、赤→緑→青→紫→赤と変わる。それなりに涼しいが、ネッククーラーほどでもなさそう。テレビで盛んに宣伝している「冷え冷え」には及ばないようだ。

 

ブルーベリー摘み取り園

 

新型コロナウイルス感染防止のお願いについて

 

■マスク着用で”味見”がうまくできず・・・

 

高松4丁目宮本園でのブルーベリー摘み取りは11日が初めてだった。午前10時開園だったが、30人ほどの列が出来ていた。いつ雨が降り出すかもしれない感じで、波乱含みだった。

今年は新型コロナウイルスとあって、摘み取りに当たっては例年とは異なる注意事項があった。感染拡大策の一環として手洗い、マスク、実を洗う、水分補給などの措置が必要だった。

途中から雨が降り出した。1.5㍍程度のソーシャルディスタンスを取るよう求められたほか、園内滞在も30分程度と定められた。そんなにまでしてブルーベリーをしなければならないのかと思ったが、孫たちに渡したいとの親の切ない思いもあって真剣だった。

ブルーベリーも5~6種類の木が植えられ、摘み取っているうちに混ざってしまった。どれがどれか分からなくなってしまった。しかも今年はマスク着用が義務づけられている。例年なら”味見”と称して摘み取りながら口に入れていたが、今年はそれもできず、味見も十分でなかった。

 

ブルーベリーのヨーグルト

 

それでも夫婦2人で1箱一杯も摘み取った。4200円ほどになった。大阪と東京の孫に送るとともに、自分たちもいただいた。ブルーベリーの粒の上にたっぷりとヨーグルトをかけ、さらにあんずジャムを上に乗せた。

 

いつもはパンの上に乗って食べている

 

あんずジャムは7月初めまでがシーズン。八百屋で買ってきて家でジャムにした。酸味がきっちり効いて全体の甘みを抑えてくれる。色もオレンジで何とも鮮やかだ。

レシピは難しくない。JAグリーン長野松代農業総合センターによる簡単レシピは以下の通り。

①洗ったあんずを半分に切り種を取る

②①のあんずを鍋に入れ、砂糖を入れる。ふたをし重石をのせて、水分が出るまで一晩おく

③②のあんずを中火にかけ、沸騰したら弱火にし灰汁を取りながら煮詰める

 

出来上がりを瓶に

④とろみが出たら、出来上がり

 

 

やはり誕生日の夜は特別だった・・・

 

■オマールスープの濃厚なだしの美味、牛肉のたたき

 

誕生日の夜はプチリッチな夕食だった。スープは吉祥寺で買ってきたもので、肉はわが家のお客様を接待するときの定番「牛肉のたたき」だった。さらにサラダはブロッコリーとマヨネースの和えた物だった。

スープは食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」。家で食べる冷凍スープ。素材が持つ自然なおいしさを、作りたてそのままでお届けするために「冷凍」を選んでいるという。缶詰やレトルトなど試行錯誤の結果、冷凍が一番可能だったという。

この日は定番商品の「オマール海老のビスク」を選んだ。極めて濃厚で超美味だった。オマール海老の濃厚なだしの旨味がぜいたくなスープではある。

オニオンスープやミネストローネスープなどもうまい。夏にかけて食べるじゃがいもの旨味が詰まった冷たい「ヴィシソワーズ」もたまらない。

牛肉のたたきはやはり鮮度の良い肉がうまい。強火に網を置いて両面を焼く。焼けたら素早く「秘伝のタレ」につけ込む。食べる際には玉ねぎや大葉、にんにくなどを付け合わせにしてほしい。

 

 

石神井川添いのムクゲ

 

■令和2年7月豪雨と命名

 

気象庁は9日、2020年(令和2年)7月3日以降に熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨を「令和2年7月豪雨」と名付けた。

見てはならないものが茶の間のテレビに飛び込んでくる時代だ。これまでに見たこともない河川の氾濫や決壊が九州や中部地方で起こった。こんなことは今までになかったことが平然と起こっている。家屋の中まで水が襲ってくる床上浸水や自動車被害。

街の中は被災家屋のゴミの山だ。いつもながら多くの災害ボランティアが被災地に入るのだが、県外からのボランティアは新型コロナウイルスへの懸念もあって敬遠されている。何とも言えない事態だ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.