小島米店のおにぎり

 おにぎりがおいしいのは人が手で握るかららしい。それでもおいしいおにぎりとそんなにおいしくないおにぎりがあるのは厳然とした事実だ。

 もう1年近く食べ続けているのが小島米店(本店・東京都練馬区土支田町1-29-1)のおにぎり。行きつけは第二光ヶ丘店(同区高松4-13-17)で、昼食時間に外に出られないと思えそうな日には、大体、出勤途上に買うのが習慣になっている。

 とにかく、おいしい。米がおいしい。コンビニのおにぎりなんか、足元にも及ばない。しかも全部、正真正銘、手で握ったおにぎりだ。「シャケ」「紀州ウメ」「いなり」が定番で、それらが売れ切れていた場合は「イカ天」だったり、「おかか」や「こんぶ」だったりする。定番が毎日続いてもあきないから不思議だ。

 おにぎりの良さは何と言っても、仕事をしながら食べられること。実に合理的だ。どうせ、ランチタイムをしっかり取れないのなら、覚悟を決めて、おにぎりを頬張るだけだ。へたなランチよりうまい。しかも、1個120円程度と安い。コストパフォーマンスが実に良いのだ。

 小島米店は「おにぎり」だけで業容拡大しているような気がする。最近は西武池袋線の練馬駅近くにも出店し、本店入れて合計6店舗を展開する。何でも固定客が付けば、すばらしい。

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