【散歩】「スポーツクラブ南光」「四商」「福のから」深川めし「重盛富士見台店」などそこそこ新発見も=富士見台コース
■偉大なる「スポーツクラブ南光」
ひょっとしたら距離的に自宅から最も近いスポーツクラブかもしれない。練馬区貫井4に「スポーツクラブ南光」はあった。最寄駅とは逆方向にあるので、バスが走っているのをよく見掛けるものの、どこにあるかはあまり知らなかった。散歩していてたまたま見つけた。
ここも新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言に連動して営業を5月31日まで自粛中。しかし、南光が選ばれる理由(おとな編)によると、練馬区内で南光クラブだけが日本スイミングクラブ協会「全国最優秀スイミングクラブ賞を受賞」しているほか、スイミングでもシドニーオリンピック銀メダル受賞者を輩出するなどしている。
単なるスポーツジムというよりも、養成スタイルのトレーニングジムのようだった。
■四商は改修工事へ
環8沿いにあるスポーツクラブ南光をさらに突っ切っていくと、東京都立第四商業高等学校(練馬区貫井3)が立地していた。前の道が4商通りと呼ばれている。1940年設立の全日制高校。18年4月に商業科と情報処理科を発展的に統合し、ビジネス科が設置された。男女共学。
学生や関係者から「四商」(よんしょう)の愛称で親しまれている。「マナーの四商」「資格の四商」「実学の四商」「社会人基礎力を養成する学校」をスローガンに掲げている。
四商は高卒で就職するためには100%で良いが、進学するとなると話は別。普通科にはかなわない。偏差値が低いのは仕方のないことか。
四商の壁に「解体作業のお知らせ」が張られていた。5月18日~31日。改修工事らしい。学校の敷地は広いが、校舎がうす汚く汚れているのは外から見ても分かるほど。改修はやむを得まい。
生徒は光丘高校など3校に分散するという。
■マンションも最後はこんなふうに
富士見台駅周辺の北側部分が再開発される見通しで、一部建物が取り壊されていた。ただコロナのためか工事は止まっており、辺りは閑散としていた。見たくなくても、歩いていると見えた。
マンションも老朽化するとひどいものだ。誰も住まない。取り壊される。
■富士見台店のからあげ割烹で「深川めし」をゲット
西武鉄道池袋線富士見台周辺は老舗というか、古い店がほとんどだが、新型コロナウイルスの感染が拡大している最中に、とびっきり新しい店が3月31日にオープンした。素材と味にこだわった惣菜店「福のから」富士見台店だ。
店自体が明るく周囲から何となく浮いている感じがする。「からあげ割烹」と呼んでいるが、持ち帰り専門店。新聞にチラシ広告が入っていて、外出自粛対策で散歩に出た折、同店を目指した。
開店記念で100円引きだった。お目当ては季節限定の「深川めし」だったが、「竹の子」もあった。店の名前にもなっている「からあげ」がメイン商品で、「衣はサクパリ、中はジューシー、温かくても冷えても美味しい」という。
「深川めし」(税込540円)を折詰にした「深川めし折詰」(同630円)には卵焼きも入っていた。出汁がきいて味が引き立っている。今が旬のあさり御飯の中にはキリッと効いた山椒の実が入っている。
第2弾として新聞折り込みチラシには「いなりすし折詰」「いなりすし折詰 竹」「いなりすし折詰 松」の各50円特別割引券が付いていた。有効期限は6月末まで。また5月22,23、24日の3日間限り10%OFF!!
からあげ割烹「福のから」は新型コロナウイルスに向かって快進撃中。東京を中心に首都圏一円に店舗転化し、最も新しい富士見台店は52店目だ。株式会社シオ井(塩井賢一社長)が経営している。ビジネス情報もたっぷりだ。
■暖簾分けで重盛の「人形焼」の店
富士見台駅北口から商店街を少し歩いて行ったら、「重盛の人形焼」の看板を見つけた。人形焼と言えば、日本橋の人形町である。しかし、なぜ練馬区のこんな場所に人形焼のお店があるのか。
不思議だったのでつい聞いた。そうすると、「うちの亭主が暖簾分けで・・・」。なるほどそういうわけか。