帆布カバンを買った

とにかく軽くてがっしり

 

裏側は小型の雑誌入れに

 

帆布(はんぷ)カバンを買った。木綿や麻を平織りにした厚地の布(キャンバス生地)のことを帆布と言う。丈夫さから帆船の帆に使われたためその名が付いたといわれる。トラックの幌やテント、スポーツカーの天井などに使われている。

愛用していた合成皮革のビジネスバッグがPCなどの重みに耐えかねて持ち手が切れた。それに代わるものを物色していたものの、なかなか手頃なものに出くわさない。日本橋丸善や東急ハンズの吉田かばんものぞいたが、気に入ったものがない。

そんなこんなしているうちに例によって新宿西口イベント広場で見つけたのがこれ。とにかく頑丈で、それでいて伝統的。色合いというか、風合いもいい。皮カバンも好きだが、どうしても重く、歳をとると辛い。帆布カバンは知らなかった。こんなものは出会いかもしれない。

製造しているのはカバン工房の三香堂(山形県米沢市)。帆布カバンのブランドは「日乃本帆布」。三香堂は「牛や」ブランドの帆布カバンも展開しており、それをベースに「日乃本帆布」を新たに生み出したとか。この違いはサイトを読んでも今一理解できないが、そうらしい。「ひとつ上の帆布」とも。

帆布カバンの存在は全く知らなかった。PCを持ち歩くことをずっとやめていた。それで困ったことは特にないが、それでも外出先で文章をまとめたいことも時にはある。手帳も手軽でいいが、デジタル性という点ではPCにかなわない。新しい出会いである。

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