光が丘公園で春を探す

百路の日暮(桃地の日暮)

百路は桃地にかけ、日暮は母樹から。「日暮」とは一日中、日暮れまで眺めていても見飽きない花の意らしい。

これは「ハルサザンカ笑顔」。細かく言えば、ツバキとは異なるが、まあ良いか!

明石潟

中部都鳥

ツバキは日本原産の照葉樹。全国に広く分布している野生のヤブツバキと北陸の内陸の積雪地帯に分布しているユキツバキがある。ツバキが観賞植物として栽培され、多くの園芸品種が作られたのは江戸時代以降。17世紀末にはヨーロッパに紹介され、そこでも品種改良がさかんに行われ、現在では世界中で親しまれている。(ツバキ園は練馬区役所公園緑地課の立て看板から)

このツバキ園には日本でみられる1000種の園芸品種のうち、約100種を「花の大きさ」に着目して配植している。なお、サザンカとツバキは良く似た別の花。見分けるポイントはサザンカの開花が10~2月、ツバキは12~19日4月。つまりツバキのほうが長い。

またサザンカはツバキより一回り小粒だ。コブシが木蓮より一回り小さいのと同じである。

難しそう

へえ、こんなことも・・・

ディアボロ(Diabolo=悪魔の意)。鼓の形を持つ中国コマの別称を持つジャグリング道具。中央のくびれた部分にヒモを引っかけて操る。本家は中国で、それがヨーロッパに伝わり、ジャグリング道具として広く世に知られるようになった。

コマを投げ上げたり、体の各部をくぐらせたりとバリエーションも幅広く、旨い人の手に掛かるとコマが生きているかのように自由自在。また2個や3個のディアボロを使った芸や複数の人間で行う芸でもある。

ジャグラー・セイロン氏

東京都の石原慎太郎元知事が2002年に始めた大道芸人公認制度。そのライセンス保有者をヘブンアーティストと呼ぶ。ボールとデイアボロが中心で、セイロン氏もその1人。

実はこの写真の中にメジロがいるんです!

光が丘公園の一角にある屋敷森に行く。梅を楽しんでいたら、メジロが盛んにさえずっていた。「梅に鶯」は詩の中のことで、通常は大体このメジロだ。

これは面白い亀甲竹

竹と言っても結構種類が多い。そんな中で一番多いのが孟宗竹か。この孟宗竹の変異が固定化された竹のことを亀甲竹(キッコウチク)と呼ぶ。地表から2~3mのところが一節ごとに、まるで亀の甲羅のように膨らんでいることからこの名が付いた。

テレビ番組「水戸黄門」で黄門様が持つ杖がこの亀甲竹だ。デコボコした亀甲の部分が杖のほか、釣り竿などの持ち手として使いやすいので多用される。また、観賞用として庭園に植えられたり、銘竹として庭柱に使われたり、茶道用、華道用としても使われる。

紅梅と白梅の交わりがなかなかのものだ

光が丘公園の中に梅林がある。せいぜい20本程度だが、ほとんどが白梅で、紅梅は数本だ。その混合ぐらいがなかなかよろしい。その後、野鳥観察施設にも行ったが、それらはカットした。

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