ほおずき

 

木曽路谷原店に飾られた「ほおずき」

 

7月10日(月)の前日、1日早い誕生日を孫3人を含めた7人で祝ってもらった。木曽路谷原店で遅い食事をしたあと、わが家に帰ってバースデーケーキを食べた。69歳。昨年は近所のうなぎ屋で地うなぎ重を2人で食べた。経済的に苦しいと言いながら、結構うまいものを食べている。ぜいたくかもしれない。

ほおずき市と言えば、浅草寺のほおずき市が有名だ。毎年7月9日と10日の2日間だけ開かれる。7月10日は特異な功徳日で、室町時代にはこの日に参拝すると千日分になる「千日詣」とされた。

気になること、知識の泉」によると、江戸時代に入ると、この千日が「4万6000日」のご利益が急増。大インフレが起きた。いわば一生分のご利益である。ただ、コメ一升の米粒が4万6000粒だから一升=一生を同じにした江戸ッ子のだじゃれではないかという説がある。

現在の愛宕神社(港区)では「千日詣」に合わせて、煎じて飲むと子どもの夜泣きに効く「ほおずき」が売られて人気を博していた。浅草寺もそれに真似て、いつの間には浅草寺のほうでもほおずきを売るようになり、こちらのほうが有名になったという。

ほおずき市は初夏の訪れを感じるものだ。風鈴の付いた釣りかご入りのほおずきを買って、家の軒先に吊しておくのも初夏の味わい方かもしれない。

 

大きなバースデーケーキだった

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