「来て嬉し帰って嬉し孫の顔」

 

花火の夜(14日夜自宅の前で)

 

 

夏休み。近くに住む3男の子供たちが1人ずつ夏休みで我が家にやってきた。最初が長女の小学校3年生、次は幼稚園年長組の男児の弟。それぞれ我が家で1人2泊3日の課外合宿を行った。

もう1人双子の兄が残っているが、彼が来る前に、大阪に住む2男の双子(女児)が父親とともに上京してきた。1戸建てを買って引っ越し荷物の整理に奥さんは大忙し。

しかし、どうも子供と一緒ではなかなか働きにくい。父親も実はあまり戦力にならない。よって旦那を東京の実家に”派遣”することにしたらしい。彼らは3泊4日だった。

孫のババジジ訪問も遂に最後の1人になった。幼稚園年長組の兄だ。双子とは言っても、個性は異なる。どちらも独自性を主張する。2人一緒で来るのではなく、1人ずつのほうが良いという。

長女は原宿の竹下通りを所望した。お供はババ。2人目はボウリングに行ったが、お供はババ。ジジは運転手。さて3人目は何を望むのか。

双子が2組。しかし、好みも趣味もお互いに異なる。ややこしいことこのうえない。

第一生命主催のサラリーマン川柳コンクールが毎年開催されている。昨年は第31回目だった。第10回の91位に「来て嬉し 帰って嬉し孫の顔」がランクインされている。

孫を迎える側の祖父母も、実は孫たちが遊びに来る帰省は嬉しいものの、子どもの相手はやはり疲れる。去って行くと少しほっとするという内容だ。これが結構共感を呼んでいる。

子どもの世話で一番疲れているのはお嫁さんだが、彼らはまだ若い。体力もある。それに比べ、ジジババは孫とは言え、自分の子どもではないから責任はないものの、相手をするとなると体力でまず負ける。

子どもというのは複数集まるとパワーが全開で、2倍にも3倍にもなる。とても太刀打ちできない。

ジジババの家に行って喜んでいるのは小学校も低学年だけ。高学年になると、よほどのことでないとまず来ない。それが分かっているならば、まだ来るうちは良い顔をするのがジジババの務めなのかもしれない。しかし、これがまた何と難しいことか。

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