生もろこし

 「 もろこしは270余年の伝統を誇る秋田を代表するお菓子です。主原料と造り方は北海道十勝産の小豆を煎り、粉にしたものに砂糖と生のあんを加えて撹拌し、型打ちしたものです。
 角館の豊かな風土に育ち、煎小豆の独特な風味と滑らかに溶けるのが特徴です。又、お茶席の「おうす」に非常に合うと評判です」(唐土庵)

 角館の名物お菓子がこの「生もろこし」。日持ちがしないこともあって、ここでしか買えないということを友人のお菓子博士から聞いていた。とにかく、「角館に行けば、何はさておき、この生もろこしを買うべし」である。

 確かに上品で控えめな甘さは評判通り。おいしくいただきました。帰京後、ゴルフの幹事を務めることになっている友人はお土産に大量購入。生もろこしのほか、ふかしもろこし、もろこしあんなども。それにしても、日本には何とおいしいものがこんなに多いのだろう。

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