薄桜記『Silence』

 

 

NHK時代劇『薄桜記』(毎週木曜夜8時)を夏頃からずっと見ている。最初はBSで、今は地上波で。原作:五味康祐、脚本:ジェームス三木、主役の丹下典膳を演じるのは山本耕史。全11回のうち、今夜は10回目。来週27日は最終回。

作家・林不忘の丹下左膳は子供時代のヒーローだった。五味康祐は小説『薄桜記』(1959年)で、その丹下左膳を真似た新ヒーロー・を作り出した。それが隻腕(片腕)の剣豪・丹下典膳だ。大仏次郎の鞍馬天狗こと倉田典膳との掛け合わせか。

赤穂浪士47士による吉良上野介邸討ち入り事件を背景に、吉良家の客分・丹下典膳と、典膳を剣の師匠と仰ぎ無二の親友でもある浪士・堀部安兵衛との交流と対決。なかなか見応えがある。過去にも何度も映画になっているようだ。

番組のエンディングに流れる哀愁を帯びた曲調が素敵だなとはずっと思っていた。誰が歌っているのか、何という曲なのか。ずっと知らなかった。いつも見逃していた。しかし、今夜はテレビの前でしっかり確認した。

奄美大島出身の女性シンガー、城南海(きずき・みなみ)が歌っていた。映像はなかった。kei氏によるカバーを見つけた。一方、2009年のデビュー曲『アイツムギ』がPV(プライベートビデオ)がyoutube上で公開されている。

 

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