NYMEXが日本事務所開設

 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)が東京事務所を開設した。以下は1月10日発表のニュースリリースの全文。

 【ニューヨーク1月10日】NYMEXは1月11日付で東京に事務所を開設する。

 コモディティー業界で、15年以上にわたって、役員レベルの経験を有するトーマス・J・マクマン氏がアジア事務所の代表を務める。マクマン氏はNYMEXの元理事で、ガソリン・天然ガス・プロパン諮問委員会やガソリン受け渡し委員会の委員を務めた。

 マクマン氏はかつて、NYMEXフロアで天然ガス先物・オプションの取引を行うガスリンク社の社長を務めたほか、ニューポート・エナジー社社長、独立系フロアブローカーのユナイテッド・エナジーのトレーディングフロアマネジャーでもあった。

 マクマン氏は現在、全米先物業協会日本支部(FIA-J)の理事を務めている。同氏は日本、香港、シンガポールの顧客との業務を含め、NYMEXのために引き続き、アジア市場の開拓に取り組む。

 同氏はメリーランド州ワシントン・カレッジで歴史および政治学の学士号を取得している。

 新事務所はアジア市場に貢献するため、多言語使用スタッフを配置している。住所は東京・東新橋サンマリノ汐留6階。電話は81-3-5408-5291。

 NYMEXのジェームス・E・ニューサム社長は「増大するアジアの顧客基盤に寄与するため、日本に新事務所を開設できることに興奮している。NYMEXは、アジア地域が、ダイナミックな成長期中に、リスク管理手段を必要としていることを認識しており、アジア市場に金融サービスを供給することを約束する」とコメントしている。

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