梅原猛「日本文化を語る-能と世阿弥」
梅原猛氏の講演を聴いた。日本文化の深層解明に命を賭ける哲学者で、国際日本文化研究センター顧問。1925年生まれだから、もう81歳か。14日聴いたのは「日本文化を語る-能と世阿弥」(ソフィア神戸フォーラム)。
自身で言っているのだからそうなのだろうが、何か、1つのことに囚われると、その霊が乗り移るタイプだそうだ。昔は法隆寺が乗り移り、3年ほど前は円空、今は世阿弥が乗り移ってきたどという。しっかりした本を書くまで出ていかないらしい。