神戸国際ボートショー
西日本最大のマリンの祭典と銘打った「神戸国際ボートショー」(4月6-8日)をのぞいた。例年、新西宮ヨットハーバー(西宮市西宮浜4-16-1)だけで開催されるが、今年は神戸開港140年に当たるため神戸国際展示場にも会場が設けられ、シャトルバスが運行された。
やはり見るべきは新西宮ヨットハーバー。豪華なヨットやクルーザーがズラリ。退職金でも買えないような豪艇が雄姿を輝かせていた。一生に一度くらい、こんな船で外洋を飛ばせたらどんなに気持ちよいことか。
クラブハウスの中に小さなヨットが展示されていた。「ミニマーメイド」号。1989年(平成元年)8月30日、米サンフランシスコ港からここに着いた堀江謙一氏の乗艇だ。4月15日に出発後、3度も台風に遭遇しながら、無事到着。全長2.8m、最大幅1.85m。
そんな楽しみを自分のものにしている人種がいることを目の当たりして、自分の人生をはたと思い返してみる羽目に。いろんな遊びがあるものだ。マリンレジャーと言えば、海水浴ぐらいしか思い浮かばなかったわが身が情けない。