コープこうべ「協同学苑」

 コープこうべの研修交流施設「協同学苑」(兵庫県三木市)の史料館を見学した。生活協同組合発祥の地、イギリスのロッチデール記念館(マンチェスター市)を模して建てられた館で、生協生みの親といわれる賀川豊彦に関する資料が特別展示されていた。

 賀川豊彦は「救貧」ではなく、「防貧」の社会的仕組みを作り上げた人物で、協同の理念を確立した。生協は今や空気のような存在となってきたが、本来の意義は相対的に希薄化しているのが実情。協同の理念をもう一度見直す必要に迫られている。

 神戸への帰路、道の駅「淡河」のそば処「淡竹」で天ざるを食べた。十割りそばで、天麩羅も揚げたてのあつあつ。おいしかった。
①特別展示室


②賀川豊彦の愛用した机と椅子

③史料館

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