神戸学院大学ポートアイランドキャンパス開設記念式典

 神戸学院大学が昨年創立40周年を迎えたことと今年4月に神戸ポートアイランドに新キャンパスを開設したことを記念する式典が6月2日、新キャンパスで開催された。

 神戸には大学が多いが、神戸学院大学は7学部、7大学院、3研究センター、2教育機構、約1万人の学生を擁する総合私立大学。明石市の北にある神戸市西区の有瀬キャンパスから法学、経済、経営学部の3,4年次生と薬学部の2~6年次生がこちらに移った。

 神戸ポートアイランドは人工島。コンテナ埠頭予定地だったが、キャンパスに転用された。兵庫医療大学、神戸夙川学院大学と接し、さらには神戸女子大学も目と鼻の先。新たな大学モデルを構築する「都市共生型キャンパス」というのがキャッチフレーズ。

 式典に続いて、同大学薬学部卒業の中谷喜洋ハーバード大学ダナファーバー癌研究所教授による「最前線の科学の嘘と真について」と題する記念講演を聴いた。本来、科学は真理でなければならないが、今の科学はドグマや権威が支配する哲学(フィロソフィー)に成り下がっていると指摘してみせた。フィロソフィーは多数決の世界。

 新キャンパスから近い神戸ポートピアホテルで行われた祝賀会でいただいたのが鯛赤飯。ちゃんとした料理のメニューらしいが、目にしたのはこれが初めて。

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