「ドリームガールズ」

 映画「ドリームガールズ」をパルシネマしんこうえんで観た。ジェニファー・ハドソンが第79回アカデミー賞助演女優賞を獲った直後に封切館で一度観たから、今度で二度目。何とまあ迫力のある映画だ。

 1981年12月20日から4年間にわたってブロードウェイ・ミュージカルとして上演された伝説のミュージカルを映画化したものだが、舞台は知らないものの、映画の迫力には圧倒された。エフィーの歌う「ワン・ナイト・オンリー」を聴いていると、体の中が熱くなって来た。

 「モータウン・レコード」はよく覚えている。1959年にデトロイトで産声を挙げた音楽だ。そこから生まれたのがあのダイアナ・ロスとシュープリームス。ミュージカルも映画もこのダイアナ・ロスをモデルにしているようだ。

 ショービジネスの裏側を縦糸に、人種差別撤廃運動やケネディー暗殺、ベトナム戦争などアメリカの歴史を横糸に物語は展開していく。白人社会と黒人社会との融合という深いテーマも盛り込まれている。

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