明石海峡大橋

 海の下から橋を眺めた5日後にオーソドックスに上を走った。全長3911m、主塔の高さ約300m。世界一の吊り橋だ。今年で完成10周年。長いようでいて、走り始めると、あっという間に渡り終える。写真は淡路からの帰路。前方の陸地は明石市街だ。

 問題は高い通行料金。最短インターの垂水ICから淡路島に渡って最初の淡路ICまで47.5kmで片道2300円。これでも値下げされた料金。行きっぱなしというわけにはいかないから、往復だと4600円。起点および目的地は当然、もっと遠いから結構掛かる。キロ当たり通行料金は他の高速の8倍になるという。

 神戸から淡路島の中心地・洲本まで高速道路を利用すれば、往復7000円くらいかかる。ガソリン代は別である。橋ができて確かに所要時間は大幅に短縮されたが、これだけ掛かるとなれば、仕事ならともかく、遊びで行くのだと、ちょっと考える。

 島内を走ってみて、神戸淡路鳴門自動車道の交通量が少ないことに気付く。とりわけトラックが少ない。走りやすくて嬉しいのだが、ある程度の交通量がないと採算がとれないのではないかと心配だ。

 徳島から京阪神に向かうトラックは橋を渡るとき以外、急がない場合には高速を走らずに県道を走っているという。会社側は高速料金の負担を認めないのだそうだ。さもありなん、である。

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