武庫女付属高校卒業式

 武庫川女子大学付属高等学校の第60回卒業証書授与式に参列した。卒業生は423名。これだけの数の卒業生を送り出すのは流石である。しかも乙女ばかり。それだけでも、つい感激してしまう。

 関西では「武庫女(むこじょ)」の名前は鳴り響いているが、どこにあるのかもよく知らなかった。私学の武庫川学院は昭和14年に公江喜一郎氏が設立した武庫川高等女学院が嚆矢。今や4年生大学や短大、中学・高校を含めた総合学校だが、母体は女学校。年季が入っている。

 来年で創立70周年を迎える。中・高・大・院一貫教育が特徴で、「不易・流行」を旨とする。変わってはならないものはその伝統を継承し、変わる必要のあるものは変化に対応していく」(上田武久学校長)のが基本的スタンス。

 「仰げば尊し」と「蛍の光」の斉唱を久しぶりに聞いた。極めてオーソドックスな卒業式だった。今時珍しいかもしれない。

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