丹波散策
2日目は丹波市内の見所探し。地元ながら、意外と知らないことを知った。土台、そんなものである。都会的な見所に比較すれば、マイナーな面は否定できないが、それが田舎の田舎たる所以。手垢の付いていない面は素朴で新鮮。これが売りである。
丹波の正倉院。こちらも茅葺き屋根だが、宗派は曹洞宗。本尊は阿弥陀如来。清住はコスモスでも有名で、ちょうど彼岸花(万寿しゃげ)と一緒に咲き誇っていた。
①丹波市立植野記念美術館(氷上町西中615-4)
こんなところに、こんな美術館が・・・という感じである。
②イタリア料理「オルモ」(柏原町柏原119)
かつては呉服屋さんだった商家の風情を残しながら、洋風レストランに改造した面白さ。趣のある室内でイタリアンをいただく楽しさを味わった。
③臨済禅宗妙心寺派萬松山「慧日寺(えにちじ)」(山南町太田127-1)
創建は永和元年(1375)。曹洞宗の禅寺が多い中、丹波地方では珍しい臨済宗の古刹。茅葺き屋根の仏殿には本尊の釈迦牟尼仏が安置されている。室町時代の作。仏殿の窓は花頭窓と呼ばれ、丸みを帯びた形で、直線的な曹洞宗の窓と対照的。山門に続く竹林とともに、茅葺きの仏殿が趣深い。
④達身寺(氷上町清住259)
⑤秋の味覚・松茸
⑥秋の味覚・栗ご飯