自動ご飯盛機@諏訪湖SA

 ゴールデンウィーク。車で練馬の自宅を出発したのは3日(月)午前4時30分。10分ほどで関越自動車道に入る。朝もまだ明け始めたばかりだというのに、もうかなりの車の量。流石、GWだ。出足が早い。渋滞はだれしも嫌である。それを避けるためには対策が必要だ。

 関越道→圏央道→中央道を走る。山の谷間に見えた富士山はまだ真っ白い雪景色で美しい。見慣れているはずなのに、目に入った瞬間、ハッとする。やはり普通の山とは格が違う。遠くに見えるアルプスも雪を残していた。

 中央道の中ほどに位置する上、諏訪湖を眺められる諏訪湖SAは人気のSA。まだ午前7時すぎだというのに、広い駐車場がほぼ満車状態。空いたスペースに何とか潜りこめて、朝食を摂った。ホテル紅やが経営するレストラン。バイキング朝食がドリンクバー付きで何と850円也。

 そこで見掛けたのが「自動ご飯盛機」。大型の炊飯器に似た機械の前面に①小盛り③並盛り⑤大盛り-と書かれ、そこを押すと、下に置いたご飯茶碗の中に、炊けたご飯が落ちてくる仕掛けだ。お粥や味噌汁のそばに置かれているが、そんなものを見たことがないので、ご飯はどこにあるのかとキョロキョロし、よくこの機械を見れば、希望の番号を押すようにとの指示に気づいた。SUZUMO社製。

 食券売り場の女性に尋ねたら、「1年ほど前から使っています。カキ氷みたい・・・」。ボタンを押してご飯が茶碗に落ちてくる様子をうまく表現して、思わずうなずいてしまった。世の中は急速に進化していることを、こんなところで実感した。

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