丹波の朝霧
暮れの30日と31日に降ったものの、元旦は朝から見事に晴れ渡り、3日にはほぼ完全に雪は消えた。田んぼを覆うのは雪ではなくて霜だ。立ち込めていた朝霧もほとんど晴れ、山裾に少し残るばかりだ。霧が晴れていく景気はなかなかのものだ。2009年12月24日の朝霧はこうだった。
NPOたんばぐみのHPによると、「気象学では霧は視界が水平距離で1km以下の場合を言う。ごく小さな水滴が大気中を浮遊し、光の直進を妨げる現象。丹波では水蒸気を多く含んだ空気に山の冷気が潜り込んで霧が発生し、風が弱いことからベールをかぶせたような状態になる。湿潤な大気は農作物などの生育に貢献している」とか。