勉強会の効用

 今宵は「西向くサムライ」(二・四・六・九・士)で開かれている2カ月に一度の勉強会の日。各自好きな飲み物を飲みつつ、ミニフルコース(オードブル、メーン、スープ、デザート、パン、コーヒー)を食しながら、参加者1人につき3分間のスピーチ(実際は平均10分間スピーチ)を聞く気軽な集まりだ。

 1昨年から入れてもらい、2年ほど経ったところだが、会そのものはもう20年ほど続いているという。後期高齢者を含め60代以降がほとんどだが、年齢とは無関係にみなさんの知的好奇心のレベルは相当高い。現役の人も、そうでなくなった人も含め、多種多彩な人たちの集まりで、受ける刺激が心地よい。

 ある程度の年齢になると、どうしても出掛けるのが億劫になるものだが、若さを保つ秘訣はできるだけ外に出掛け、人と会って、話をすることに尽きる。外出すれば、身体の運動にもなり、頭も使うし、口も開かざるを得ない。次の会合では何を話そうかといつも頭が動いており、何事にも問題意識を持つようにもなるからだ。

 問題はインプットも重要だが、アウトプットの場がなかなか見つからないことかもしれない。出入りをうまくバランスさせるのは何も家計だけではなさそうだ。

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