【先物ビッグバン研究】大証、ダウ先物を再上場へ

大阪証券取引所は26日、米最大の先物市場であるシカゴ・マーカンタイル取引所を擁するCMEグループと業務提携し、ダウ工業株30種平均の先物(円建て)を大証に上場すると発表した。時期は今冬をめどとしている。上場商品の多様化を目指す大証と、アジア戦略を強化したいCMEの思惑が一致した。

大証は2002年に一度ダウ先物を上場したが、当時は昼間の取引だけだったこともあって売買が伸びず3年半足らずで廃止された。大証は先週から夜間取引を開始しており、「ある程度の流動性を供給できる」(米田道生社長)としている。今後、S&P500種なども上場していきたい考えだ。

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