アメダス練馬観測所

 

アメダス練馬観測所

 

昨年の暑さが記録づくめだったので、今年はそれほどでもあるまいと高をくくっていたら、すっとこどっこい。今年も暑い。東京はもう何日も雨が降らない。暑さが体にこたえる。

きょう18日(木)も午前中から水銀柱がうなぎ登り。正午すぎまでに、埼玉県越谷市で37.5度、東京都練馬区で37.2度を記録した。東京都心は35.4度に達し、この夏一番の暑さだった、という。最終的に練馬のこの日の最高気温は37.9度に達した。全国1位は群馬県館林市(38.5度)、2位は埼玉県熊谷市(38.3度)、東京・練馬は堂々の3位だった。

そんな東京で、このところいつも「最高気温」を記録するのが私の住む練馬区だ。自宅の周りは結構緑が多いのになぜ、練馬なのか。

「練馬は気温が上がりやすいとされる内陸部にある。さらに、夏は午後になると東京の広範囲で南風が吹く。ヒートアイランド現象で熱を持った都心の空気が、南風によって埼玉や群馬まで運ばれる。練馬は熱気の通り道にある」(『練馬よ、なぜ暑い』(朝日新聞2010年8月31日付)。

都内で最も暑いスポットを拝んでおくことにした。都営大江戸線新江古田駅から徒歩10分ほどの武蔵大学キャンパス東門を入ってすぐ右手の一角が生垣に囲まれる形で、「アメダス練馬観測所」になっていた。夜も7時半を過ぎて辺りは真っ暗。携帯電話のカメラでは何も写らない。(暗闇画像を差し替え=9月11日9時14分)

気象庁によると、都内の観測所は島部を除くと、練馬、都心(千代田区)、羽田、江戸川臨海(江戸川区)、府中、八王子、青梅、小河内(奥多摩町)の8カ所。いずれの地点も、計器が自動観測したデータを10分ごとに気象庁がまとめている。アメダス(AMeDAS)はAutomated Meteorological Data Acquisition Systemの略。1974年11月1日から運用開始した地域気象観測システム。全国の観測所数は約1300カ所。

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