百歩ラーメン

百歩ラーメン

 

「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」企画展開催中の埼玉県立近代美術館は駐車場なし。パーキングを探してJR北浦和駅西口を流していたら、行列のできているラーメン屋を目撃した(28日)。芸術鑑賞もパワーが必要だ。腹が減っていたら、観賞する気力も湧かない。何をするにも体力が要る。どうせ食べるなら、地元の消費者の強い支持を受けている店で食べたい。待ったのは15分ほどだった。

出てきた「百歩ラーメン」のスープは白濁豚骨塩味。臭みはなく、マイルドでありながら、それなりに濃厚。都会的なスマートさを備えた上品なラーメンだった。ただ麺は博多系のような極細麺ではなく、中太。漢方の「養生湯」をベースに「とんこつ養生湯」をつくり、こだわりを持ちながら仕上げているという。能書きはよく分からないが、気品のある味だった。

「北浦和店」外観

 

この北浦和店が本店で、できて11年目になるという。南浦和、朝霞、戸田と埼玉県内に4店舗。最近、東京に進出し、神保町にも出店したらしい。麺の硬さも「はりがね」「ばりかた」「かため」「ふつう」「やわめ」と好みに応じて注文する。ラーメン愛好家ならとっくに承知のことだろうが、食べるのは「醤油」ばかりなので知らなかった。本当に知らないことが多い。

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