『メイドインジャパン』

NHKドラマ「メイドインジャパン」

 

NHKで土曜夜、新しいドラマ『メイドインジャパン』(全3回)が始まった。『ハゲタカ』並みの力作を予感させる。

日経新聞朝刊掲載のTVハイライトによると、「倒産の危機に追い込まれた日本の電機メーカーを再建するため、社内に結成された7人の再建チームの闘いを描いた」作品だ。再建の鍵を握るのがリチウムイオン電池だ。

リチウムイオン電池は米ボーイング社最新鋭中型機B787に搭載され、一連のトラブルで現在運航停止されている。電池本体は日本のジーエス・ユアサコーポレーション社製でもあり、そちらとの関連でも気に掛かる。

リチウムイオン電池は自動車やF35戦闘機などにも搭載されているが、過度に充電すると発火する特性を持つという。それを防ぐ構造になっているはずだが、現実にトラブルを起こした。

電池そのものはメイドインジャパンだが、関連回路は仏タレス社製、補助動力装置(APU)は米ユナイテッド・テクノロジーズ社傘下のUTCアエロスペース社製。トラブル発生後1週間以上経つにもかかわらず、原因不明。事態は深刻だ。

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