2013年度末風景

保育園の前の桜並木

保育園の前の桜並木

 

今年も年度末がやってきた。桜の咲く季節と大体がダブる。東京の桜は7分咲き。満開も多い。不本意にも突然死的に現世を去らざるを得なかった知人からすれば、「よもや今年の桜を見られないなんて考えてもみなかった」はずだ。

しかし、60代も半ばになってくると、どうしても「残り時間」を考えてしまう。桜を見る機会もあと何回あるのだろうとつい考えてしまう。いつ見られなくなるか分からないのなら、見られるうちに見ておこうと思ってします。

そんなことを考えながら、今年度最後の日、自転車で駅に向かいながら、地元の駅周辺の桜並木を眺めた。10本近く植わっている。どこにでもある並木だが、一番身近な桜でもある。

 

出陣中のちびっこ軍団

出陣中のちびっこ軍団

 

光が丘のイチョウ通りで幼稚園児(保育園児)の集団に出会った。奥にある「桜の名所」に向かうのだろうか。彼らの集団はよく見掛ける。園外散歩も重要なカリキュラムなのだろう。

 

車いすの人たちも

車いすの人たちも

 

空はよく晴れ、ぽかぽか陽気だったが、風が強かった。しかし、それにもめげず、公園に向かう人たちの姿が目立った。月曜日がお休みの人たちにとって、平日にお花見ができるのはラッキーだ。

 

光が丘公園に続く陸橋で

光が丘公園に続く陸橋で

 

光が丘公園に続く陸橋の上は桜の花を至近距離で観察するにはもってこいのスポット。たくさんの人がカメラや携帯カメラでシャッターを切っていた。

 

公園の中でも別の隊列が

公園の中でも別の隊列が

 

光が丘公園は広い。周辺のあちこちから、公園を目指して集まってくる。朝のこの時間に目立つのはやはり幼児だちの集団だ。

 

築地川千代橋公園(中央区)

築地川千代橋公園(中央区)

 

都営大江戸線に乗って築地市場に行く。そこから通っている整形外科まで歩く。首都高(昔の築地川)の上に架かる千代橋(せんだいはし)のたもとの公園にも桜が咲いていた。

 

緋紅色の鮮やかな桜「陽光」

緋紅色の鮮やかな桜「陽光」

 

陽光(ヨウコウ)はアマギヨシノとカンヒザクラを交配して作出された品種。鼻は葉が出る前に開花する。一重咲きで緋紅色が他の桜と違う。東京築地市場ライオンズクラブ認証40周年記念樹だ(2006年3月吉日)。このミニ公園には一番早く咲くカワヅザクラや里桜の「フゲンゾウ」(普賢像)もある。

 

昭和通りの陸橋から上野方面を見ると、スカイツリーが

昭和通りの陸橋から上野方面を見ると、スカイツリーが

 

昭和通りの陸橋から上野方面を見ると、東京スカイツリーが立っていた。いまやすっかり東京の新名所になった。東京タワーのお株が奪われた格好だ。これも時代なのだろう。

 

東急ハンズ南新宿店

東急ハンズ南新宿店

 

東急ハンズ南新宿店はたまに寄る店だ。文房具好きにとってはたまらない場所だ。とにかく、目新しいものや珍しいものがたくさん置いてある。1Fのカバン売り場は鬼門だ。欲しいカバンがある。

7Fの文房具売り場でビックボールペンを青と赤をそれぞれ5本ずつ買った。黒は先に買ったばかり。ポストイットも。レジは長蛇の列だった。明日から消費税率が5%から8%に上がる。「駆け込み需要で大変なんです」とレジのお姉さん。

売り手は売り手で値札の張り替えに忙しい。消費者も生活防衛で駆け込み購入に精を出す。日本中で消費税率アップ対策で大忙し。それもあと少しで終わる。17年ぶりの税率アップ。今年の年度末はこれが余分だった。

 

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