『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』
映画:『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』
脚本・監督:ピーター・ランデスマン
2014年6月2日@日本記者クラブ(6月28日全国ロードショー)
1963年11月22日午後12時38分。3発の銃声が鳴り響き、大統領が凶弾に倒れた。
担当医、カメラ愛好家、シークレットサービス、FBI、そして容疑者の家族。あの時、本当は何が起こっていたのか?
「暗殺事件の裏側に迫ったドキュメント。事件に関わったものだけが知る驚きの真実が、今明かされる」と銘打たれている。
日本記者クラブの試写会場に着いたのは5分前。会場はぎっしり満員。用意されたパンフレットは無くなっていた。事件から50年。私も含め、事件をテレビで知った人は多い。
当日は通信衛星による初の日米間テレビ伝送実験が始まった記念すべき日だった。早朝だったが、眠い目をこすりながら実験放送を待っていたら、悲報が飛び込んできた。それだけに思い入れが強い。しかも、当時幼子だった大統領の愛娘が駐日大使を務めているとなるとなおさらだ。
パークランド・メモリアル病院はダラス北西部にあるテキサス大学医学部付属病院。国内でも有数の設備を備えた救急病院で、撃たれた大統領はここに搬送された。逮捕され、後で撃たれた暗殺犯とされるリー・ハーヴェイ・オズワルドもこの病院に搬送された。