東京山手メディカルセンター

東京山手メディカルセンター

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普段はあんまり付き合いたくないのが病院だが、加齢と老齢化に伴って、どうしても付き合いが深まってくる。付き合いたくなくても、病気になれば、嫌でも付き合うことになるからだ。人の命に限りがある以上、この宿命からは逃れられない。

潰瘍性大腸炎を発症してから15年以上過ぎた。付き合いはそんなに深くなかったし、治療にも消極的だった。慢性持続型症状は「緩解」に至らなかった。

主治医から紹介状をもらって、「東京山手メディカルセンター」(東京都新宿区百人町)を初めて訪れた。今年3月末までは社会保険中央総合病院という名前だった。設立は戦後間もない昭和22年(1947)11月の社会保険山手病院。

とにかく病院の出自はよく分からない。「独立行政法人地域医療機能推進機構」(尾身茂理事長)が運営する病院グループ。厚労省が所管する公的病院で、病院グループとしては国立病院、労災病院に次ぐ第3番目のグループで、傘下の病院は57。

社会保険病院や厚生年金病院、船員保険病院などが同機構の元に再編された。社会保険庁改革の一環だという。

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