金券ショップ「買取」デビュー
久しぶりに金券ショップのお世話になった。これまではもっぱら年賀葉書を買ったり、新幹線の切符を買ったり、「買う」方だったが、今回初めて「売る」方に回った。
過去10年間ほどの間に書き損じたり、出しそびれたりした年賀状がかなりあった。郵便局に持っていくのが面倒ということもあって、捨てた葉書もあったはずだ。ところが、部屋を掃除・整理したことで、そんな葉書がたくさん出てきた。
それを持って郵便局に行った。計算してもらったら交換可能な葉書は365枚(全部50円葉書)あった。交換手数料は1枚につき5円。それを52円の通常葉書ヤマユリ318枚に交換してもらった。
年賀葉書との交換は認められなかった。理由は分からない。くじが付いているせいかもしれない。通常葉書は取りあえず使用する予定がなかったので、金券ショップに持って行った。
そこで葉書には「完封」とバラがあることを知った。「完封」とは200枚単位で完全に密封された葉書のこと。店によって買取価格はまちまちだが、持ち込んだ店では完封90%(定価の9掛け)、バラ70%(定価の7掛け)だった。
いずれにしても、書き損じを交換したのは郵便局。ここでの交換に20分ほども時間を要している間に「放置車両確認標章」を貼られた。金券ショップでの買取価格と反則金とがほぼ同じだったのは皮肉な話だ。