信濃くるみ

 

ポケットに入れておくといろいろ便利…

ポケットに入れておくといろいろ便利…

 

この頃はいつもポケットに胡桃(くるみ)を入れている。冬だから外出するときはコートを着る。ということもあって、右ポケットと左ポケットに2つずつ。1つずつでもいいが、2つならより効果的に手で握りしめてごしごしやれば、握力向上の練習になる。

お腹が空けば、柱に少し強くぶつけて割って、中から実を取り出し、それを食べる。胡桃が大きいと、実もそれだけ大きい。1つだと物足りないが、2つ、3つと食べると、結構腹持ちする。

昔、チャールズ・ブロンソンだったと思うが、アメリカの西部劇かアクションドラマだったか正確には思い出せないが、手に握った胡桃を壁に投げつけて、割った胡桃の実を食べるシーンをどういうわけか覚えている。胡桃はああいうふうにして割るものだと思った。

胡桃を見ると、あのときのシーンを思い出す。昨日も前橋からの帰途、金属製の壁や柱に胡桃をぶつけて実を食べた。

食べているのは「信濃胡桃(くるみ)」。暮れに軽井沢生まれの知人から送られてきた。栽培に適した長野県が特に力を入れており、浅間山麓が全国一の産地になっているという。信濃胡桃は外来2種の交配から生まれた優良品種で、そのほとんどは上田市と小諸市に挟まれた東御市(とうみし)で産出されている。

胡桃は雨が少なく、日照時間が長い温暖な気候が必要だが、東御市の気象条件は最もふさわしいようだ。

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