南仏ニースでトラックテロ

 

今度は南仏ニースだった

今度は南仏ニースだった

 

80人超が死亡した

80人超が死亡した

 

フランス南部ニースで14日夜、海岸沿いの遊歩道にいた群衆にトラックが猛スピードで突っ込んだ。運転席の男と警官隊の間で銃撃戦となり、男は射殺された。犯人はニース在住のチュニジア出身の31歳の男だった。

現場となった「プロムナード・デ・ザングレ」(英国人の遊歩道)は最大の観光地で、花火を見るために多くの市民や観光客らが集まっていた。パリ検事局は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)との関連を含めて捜査しているという。

フランスでは15年1月に仏週刊紙「シャルリエブド」を狙う銃撃テロが発生して17人が死亡。同11月にはパリ同時テロが起き、130人が犠牲になった。イスラムの過激思想に感化された若者による犯行だった。警戒を深めていたさなかに、フランスで最も重要な休日である革命記念日に3度目の凶行が起きた。

世界はテロ事件が頻発している。昨年3月にはチュニジアで博物館襲撃事件(22人死亡)、今年3月にはブリュッセルの空港や地下鉄で連続テロ(32人死亡)、6月には米フロリダ州のナイトクラブで爆発と銃撃戦(44人死亡)、7月にはバングラデシュで飲食店が襲撃され、日本人を含む20人が殺された。イラクのバグダッドでも連続爆弾テロで292以上が亡くなった。

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