「中野青葉」光が丘IMA南店開店

 

 

開店4日目の4月26日の風景

 

初めて「中華そば」を食べたのは5月4日

 

中華そば「中野青葉本店」の光が丘店(光が丘3IMA南館)が4月23日にオープンした。昨年10月末で閉店した喜多方ラーメン「めんの郷」光が丘店の跡だ。最近の青葉の出店攻勢には勢いを感じる。

中野を本店に、飯田橋、大宮、八王子、府中、船橋、池袋サンシャイン、御徒町、狭山、つくば、南古谷、学芸大学、錦糸町、東久留米、東大和、川崎アゼリア、吉祥寺、エキア志木、ららぽーと船橋、それに光が丘と20店舗だ。

しかし、店舗数の多いラーメンチェーン10傑と言うと、1位は餃子の王将(737)、2位リンガーハット(642)、3位幸楽苑(555)、4位日高屋(388)、5位バーミヤン(332)、6位sugakiya(314)、7位天下一品(241)、8位花月嵐(240)、9位来来亭(234)、10位くるまやラーメン(177)だという。

ラーメン一筋というより、ラーメンもメニューの1つとして中にあるといった感じだ。この中で天下一品や来来亭、くるまやラーメンはラーメンが表看板の本格的なラーメンチェーン。店舗数はまだ及ばないながら、中野青葉はこれに続いている。

青葉のオープンは1996年10月。4.5坪の小さな店だった。店主のふるさと仙台にはたくさんの屋台があって、子どものころには映画に行って屋台でラーメンを食べるのが楽しみだったと「青葉の由来」で店主は書いている。

ラーメンというのは大衆的な生活の中に溶け込んでいる食べ物で、一番ふさわしい空間が屋台だとも言っている。それで青葉の店はどこもカウンターのみの小さな店だ。メニューも中華そば、特製中華そば、つけ麺、特製つけ麺の4種類。特製はチャーシュー、メンマを増量し、味付卵を加えたシンプルさだ。

青葉の中華そばは、東京ラーメンと九州ラーメンの良さを取り入れたものだという。東京ラーメンは香り高い和風だしが魅力だが、スープが淡泊すぎる。一方、九州ラーメンは濃厚なコクがあるが、濃いすぎる。そこで豚骨、鶏ガラの動物系スープから脂を分離した。

脂を分離した九州ラーメンの動物系スープと濃いかつお節、さば節、煮干しの東京ラーメンの魚系スープとを別々に抽出し、丼で合わせた。

現在はコク+風味=「ダブルスープ」と言っている。より安定した品質を守るため丼で合わせる形ではなく、両方を合わせたダブルスープのスタイルを取っているという。

たかがラーメン、されどラーメン。ラーメン道の奥は厳しく遠い。

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