【ドライブ】新幹線開通でガラリと変わった軽井沢駅前で飲んだどぶろくの思い出は何処?

新幹線がJR軽井沢駅に入線してきた

 

■ガラリと変わったJR軽井沢駅

 

ずっと思い出そうと考えているのだが、思い出せないで悶々としている。10年以上も前に軽井沢へ行ったことがある。軽井沢駅前の居酒屋でにごり酒を飲んだことも覚えている。しかしそれがいつのことだったのか、何の目的だったのか思い出せないのだ。

軽井沢に行く目的は多分ゴルフだろうが、ゴルフ目的で軽井沢に行ったのは1度だけ。プリンスホテルのコテージに泊まって72コースでプレイしたことは覚えている。しかし、それは1997年(平成9)10月の新幹線開業より前だったのか、後だったのか定かでないのだ。

97年で軽井沢北側の駅前はガラリと変わった。それもあって駅前の風景もすっかり変わっている。18号線が通っていて、道路沿いにはそば屋が何軒かあって居酒屋も兼ねていた。軽井沢でプレイした後、そば屋に入って酒を飲んだ。

 

新幹線コンコース

 

 

新幹線「軽井沢駅」が開業したのは1997年10月1日。高崎より41.8km。建物は軽井沢の白樺をイメージしている。

 

こちらはしなの鉄道

 

■しなの鉄道は全国37位の中堅鉄道会社

 

こちらはしなの鉄道(長野県上田市)。土地勘が乏しいのでピンとこないが、全国の鉄道事業者の中では京王電鉄(31位)、京浜急行電鉄(32位)、秩父鉄道(34位)、神戸電鉄(35位)、天竜浜名湖鉄道(36位)に次いで37位に付けている。

中堅の鉄道業者だ。後には札幌市(44位)、智頭急行(47位)、横浜市営地下鉄(50位)、阪神電気鉄道(54位)、伊豆急行(56位)、広島電鉄(68位)、長野電鉄(71位)、神戸市鉄道(74位)などが続いている。

あとは伊豆箱根鉄道(80位)、新京成電鉄(83位)、富士急行(84位)、最後は鞍馬寺となっている。

しなの鉄道は1路線、19駅、営業総距離数は65キロ。

2020年7月4日には最高速度100kmのSR1系電車の営業運転を開始した。新型車両「SR1系」で運行される有料快速列車「軽井沢リゾート号」では軽食付きプランの提供も始めている。しなの鉄道にとっては軽井沢という場所はブランドかもしれない。

 

JR軽井沢駅北口広場

 

本当にここで飲んだの?

 

■にごり酒を飲んで酔っ払ったことは確かなのだが・・・

 

JR軽井沢駅北口にはそば屋が2軒ある。「まるほん」と「本陣」だ。どちらも昔ながらの軽井沢らしさが残る数少ない店だ。まるほんの1階はお土産物屋、2階がレストランになっている。本陣は1階が食堂で、そちらかでもそばを食べどぶろくを飲んだと思うのだが、しっかり思い出せないのだ。悔しい。

ウィキペディアによると、ここではにごり酒を飲んでいる。普通市販されている商品のほとんどは粗い布などでこした清酒だが、にごり酒はこの「こす(漉す)工程」のないものを言う。

米と米麹と水を原料として発酵させただけでこす工程を経ていないから濁り酒=濁酒(だくしゅ)=どぶろくだ。酒税法第3条第19号の「その他の醸造酒」に分類されるという。

どぶろくもたくさん銘柄があるが、軽井沢で有名なのは「藤村のにごり酒」(千曲錦酒造=長野県佐久市)。大人のクセのある甘酒だが、度数が高く、飲み過ぎるとかなり酔っ払う。これを飲んですっかり酔っ払ってしまったことをかすかに覚えている。

 

軽井沢プリンスショッピングプラザ(HPから)

 

■アウトレットは三井系と三菱系が2大勢力

 

東京から北陸新幹線で1時間という好アクセスの地・軽井沢駅南側の広大なエリアには「軽井沢プリンスショッピングプラザ」が展開している。友人の別荘に4泊も滞在しながら、同プラザでの滞留時間はベンチでほとんど本を読んでいた団塊世代の人間。

そんな人種はやはり来るべきではないと実感した。しかしのぞきたい気持ちがあったのも確かだ。意外と新しいものが好きなのである。持って行った本が葉室麟『大獄 西郷青嵐賦』(文芸春秋)でなければショッピングしていたかもしれない。惜しいことをしてしまった。

一般社団法人日本ショッピングセンター協会によると、最近流行のアウトレットストア(もともとはメーカーや製造機能を持つ専門店が季節外品、傷物や規格外品など自社製品の在庫処分の野ために設置したストア)が集積したショッピングモールをアウトレットモールというが、日本では1993年に登場し(埼玉県ふじみ野市にできたアウトレットモールは2011年に閉鎖)、2000年にかけて大型アウトレットモールの建設が相次いだ

最近は最初からアウトレットで販売することを目的とした「アウトレット専用商品」を製造するメーカーもあるという。取引先小売店との競合に配慮して繁華街を避け、地価の安い郊外に開発されるケースが一般的だ。

いずれにしても1980年代に米国で誕生した新しい流通業(小売業)の形態だ。米国には100万平方メートルを越える敷地に1万数千台規模の駐車場、商圏人口数100万人超という超大規模なモールもある。日本の場合、観光地型、大都市近郊立地型とに二分される。

アウトレットモールの始まりは三井不動産が1995年3月に大阪市鶴見区にオープンした「鶴見はなぽーとブロッサム」(現三井アウトレットパーク大阪鶴見)から。ショッピングとアミューズメントの融合した新しいスタイルを提案した。三井不動産は全国で13施設を展開する。

他に西武系の軽井沢、那須、三菱地所系の御殿場、りんくう、佐野、鳥栖、土岐、神戸三田、仙台泉、あみ、酒々井などが続いている。福岡地所や八ヶ岳モールマネジメント、大和情報サービス、ラサール不動産投資顧問、森ビルのほか、イオンモールや東急も参入してきているが、三井系と三菱地所系が2大勢力となっている。

このうち神戸三田プレミアム・アウトレットに行ったことがあるが、人混みに疲れて閉口した記憶がある。軽井沢プリンスショッピングプラザは平日のうえ午前中に行ったこともあって比較的空いていたが、買い物自体が趣味でない人間にとっては意外と苦痛だったことを告白しておきたい。

 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.