素人には季節を問わずバラは美しい花だが、「秋バラには秋バラ特有の楽しみ方がある」らしい

 

秋のフェスティバルが始まった

 

後ろの飾りです

 

ハロウィン仕様に

 

■秋バラは花数がぐんと減る

 

練馬区立四季の香ローズガーデンでオータムフェスティバルが始まった。10月9日(土)から31日(日)まで開かれる。初日の昼下がり、買い物ついでに訪れた。お弁当屋さんやクレープ屋さんの車もやってきて、ちょっとしたイベントブームだった。

バラと小さなガーデンづくり」によると、バラは1年に3回の見頃がある。春の1地番花のシーズン、初夏の2番花のシーズン、そして秋ばらのシーズンだ。バラには春だけに咲く一季咲きのバラと春、夏、秋の3シーズン花を咲かせる四季咲きのバラ、春以降もポツポツ咲く返り咲きのバラがあるという。

「春は、一季咲きのバラも四季咲きのバラも咲くので、バラ園の景色がそれこそバラ一色になるほどゴージャス。フェンスもアーチもどこもかしこもバラの花に埋もれるようになる、一年で一番バラ園が美しい季節」だという。

「爆発的に咲いた春の一番花が終わった後、6月下旬~7月中旬頃に咲くのが2番花。2番花は四季咲き品種と返り咲きする品種が咲く。返り咲き品種は、春よりも花数はかなり減る。春が10割だとすれば、2番花は1~2割くらいしか咲かない品種もたくさんある」らしい。

一番花の後で得たエネルギーだけで咲くので、2番花は小さくなりがち。また、気温がどんどん暑くなっていくシーズンなので、チルのも早くなるという。

ただ2番花シーズンはアジサイとのコラボレーションが楽しめる!アジサイには、バラにない青系の花色が多いので、それまでとまた違った雰囲気のガーデンになるのも嬉しいと「バラと小さなガーデンづくり」のコラム氏。

 

■秋にこそ観たい「黒バラ」

 

そこで秋バラの登場である。「秋バラには秋バラの楽しみ方がある!」というのだ。

秋バラのシーズンは10月中旬~11月上旬。秋に咲くバラはどとんどが四季咲きのブッシュ樹形のバラで、つるバラはほの咲いていない。ところどころ返り咲きのバラも咲くが、花数はグンと少なくなるという。

「しかも春の瑞々しい葉と違い、秋のバラの葉は色が濃く量の少ないことが多い。秋のバラ園の様子は、春の爆発的な景色ではなく、よく言えば落ち着いた雰囲気、悪く言えばかなり寂しい雰囲気」らしい。

 

ダブル・デライト

 

秋に特に楽しみたいバラは、「ハイブリッド・ティー系統」のバラらしい。秋は春よりも気温が低く、つぼみからゆっくり時間をかけて花が開く。そのため、その花本来の良さが引き出され、より美しい花になることが多い」ようだ。

しかも、秋は春よりも花持ちがずっと長い。

秋にこそ観るべきバラもあるらしい。「黒みの強い赤バラ」だ。黒バラと呼ばれている。黒バラの代表的な品種は「パパ・メイアン」だという。

黒バラは、その濃い色のため日焼けしやすいという欠点を持っている。日差しの強い日が続きやすい春の黒バラは無残にも日焼けでチリチリになってしまうことも多いらしい。美しい濃い黒赤に咲いた秋花は香りも素晴らしいといわれる。

黒バラは特に秋にこそ観たいバラのようだ。

 

アイズ・フォー・ユー

 

???

 

ダリア

 

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