孫にマゴマゴ

スプリング遊具で遊ぶ

 

自宅近くを散歩していて、小さな公園を見つけた。「坂本遊園」の名前が付いていた。そんな大きな公園ではないものの、ブランコや滑り台2基、運手、小型のジャングルジム、それにスプリング遊具があった。孫と遊びながら、しばし昔の時代に戻った。

小学校低学年のとき、校庭の隅に「遊動円木」(ゆうどうえんぼく)があった。丸太の両側を支柱の鎖で留めて、丸太を揺らしながら、それにまたがって平衡感覚を養う代表的な遊具だ。それで遊んでいて落ちた。覚えている限り、最初の怪我らしい怪我をした。その校庭の遊動円木がその後、どうなったかは知らないが、近所の小学校の校庭では見掛けない。

昔のような遊動円木はもうはやらないのかもしれない。とりわけ、危険度の高い遊具はそうだ。その代わりにスプリング遊具が登場したように思える。いろんな形があるようだが、スプリングを利かせたところが進化している。これだと、よほどひどく揺すらない限り、台から落ちることはないだろう。安全だし、安心だ。

それにしても子どもと遊ぶのも命がけである。体力の有り余っている子どもは走り回る。その速いこと、速いこと。60過ぎた老人になると、なおさらだ。とても追い切れない。息が切れてマゴマゴする。それに周りは危険が一杯だ。少しも手を抜けない。

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