紅葉見物も体力勝負
地元の都立光が丘公園(東京都練馬区/板橋区)で開催中のJA農業祭をのぞいた。収穫祭を兼ねたもので、毎年紅葉のピークのこの季節に開催されるので、今年の東京の紅葉を確認しに行く感じだ。
カメラの具合なのか、なかなか鮮やかだ。イチョウの黄葉とのコントラストがまた絶妙だ。ふるまわれる辛味餅と、3個入りパック200円の熱々田舎まんじゅうを買って食べるのがささやかな楽しみだ。
今年は体調が思わしくなかったこともあって、品評会に出品された野菜や果実、花きなどの即売会はパスした。1時間ほど並んで、格安な野菜や花を物色するのが楽しいのだが、これまた体力勝負だ。
何をやるにも体力が必要だ。仕事をするのも遊ぶのも体力があってこそだ。食べることやお酒を飲むのにもそれなりの体力がなければ、その気にならない。すべては体力と気力が必要だ。それが衰えるのは悲しいことだ。
紅葉を見るのも体力があれば、ベストスポットに出掛けられる。出掛ける気分にもなれる。しかし、体力が衰えれば、そういう気分にならない。近くの公園で済ませることになる。そのうち、出掛けるのもおっくうになることだろう。これが老化ということなのだろうか。