秋吉台・秋芳洞

 秋吉台(山口県)は日本最大のカルスト(石灰岩地)台地。水に溶食された石灰岩地の地形が4502haにわたって広がる。石灰岩の柱をラピエ、溶食されたくぼ地をドリーネと呼ぶ。こんなところに、なぜ、こんな風景が広がるのか不思議だ。

 この秋吉台の南麓の地下100mのところに広がるのが秋芳洞(あきよしどう)。東洋屈指の鍾乳洞だ。観光コースは約1㌔。温度は年間を通じて17度で一定しているという。洞窟探検は楽しいが、よくもまあ、こんな鍾乳洞ができたものだ。何とも自然の力というのはげにすさまじい。

 洞窟性コウモリが数多く棲み、シコクヨコエビなどの洞窟性動物もたくさん見られるようだ。あんまり気持ちのよいものではない。何度も行く必要はないだろうが、一度は見ておいたほうがよいところだ。社会科の教科書で習った記憶があるが、実際に見学したのはこれが初めて。

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