兵庫県警察年頭視閲式

 兵庫県警察年頭視閲式が12日午前、神戸市中央区波止場町のメリケンパークで行われた。警察職員の姿勢、態度、服装および装備等の状況を点検し、「県民の安全を守る力強い警察」の確立を目指すものだ。

 部隊視閲、本部長訓示、公安委員長挨拶などのあと、ハイライトは分列行進。一般部隊(機動隊、広域緊急援助隊、近畿管区機動隊、警察学校隊、女性警察官特別機動隊、警察犬隊、音楽隊)、その後車両部隊(白バイ隊、交通パトカー隊、機動パトカー隊、捜査車両隊、機動装備隊、特科車両隊)、さらには航空機部隊(ヘリコプター隊)が参加した。

 県内の犯罪は昨年まで4年連続で減少しているものの、手を緩めれば、すぐ増勢に転じかねない情勢。安全・安心の確保のためには治安のプロが必要だが、現在1万2000人。適正規模というのは難しい。

 県警も今年はベテラン警察官の退職がピークを迎えるとかで、警察力の維持・向上が大きな課題に上っている。安全・安心の最後の砦だけに、頑張ってもらいたい。

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