ピッコロ演劇学校・舞台技術学校卒業公演

　兵庫県立尼崎青少年創造劇場（尼崎市南塚口町３－１７－８）。通称「ピッコロ劇場」。ここで公演するのはピッコロ演劇学校と舞台技術学校を卒業したプロたち。発声やダンスの基礎を学ぶ演劇学校は1983年、照明や音響などを教わる舞台技術学校は1992年に開講された。

　授業は週２回、平日の夜間に行われる。それゆえ、会社員や主婦、大学生など在籍する生徒の層は幅広いのが特徴だ。県立の演劇学校を持っているのは静岡県と兵庫県だけらしい。校長は知事が務めている。

　このピッコロ演劇学校舞台技術学校の平成18年度生の合同卒業公演が行われたので、3日午後観劇した。本科２４期生による「失われた未来への冒険～西遊記から再・勇気をもらって～」（秋津シズ子＝構成演出）と研究科２３期生・舞台技術学校１５期生による「二十世紀少年少女唱歌集」（鄭義信＝作）の２本立て。