新丸ビル見物

　週末、東京に行った折に「新丸の内ビルディング」（通称”新丸ビル”）を少し見物した。４月２７日にオープンしたばかりで、今も買い物客（見物客）でビル内はごった返していた。５年ほど前には隣の丸ビルが立ち上がり、脚光を浴びていたが、今は静か。

　表参道ヒルズ、東京ミッドタウン（六本木）、新丸ビルと矢継ぎ早の名所誕生。あまりに名所ばかりで、名所でないところを探すのに苦労するというのは皮肉なことだ。新丸ビルから東京駅を眺めると、ニョキニョキと３つも４つも摩天楼が視野に飛び込んでくる。１年前には何もなかったのに。「東京に住んでいても、何がどうなっているのか分かりませんよ」とは中年カメラマン氏。

　商業ゾーンは地下１階から地上７階までの１５３店舗。そのハイライトは７階のフロア全体を指す「丸の内ハウス」。８つの店が集まってハウスを構成するコンセプトだとか。人が多すぎてとてもゆったりできる雰囲気ではなかったが、７階の外周全体がべランダになっており、ベンチ。外をゆったりと眺めるにはとても便利だ。

　ビルを歩いてみて１つ嬉しかったのは地下１階に神戸北野ホテルの「イグレックプリュス」の東京１号店が入っていたこと。またカタログを見て後で気づいたが、５階には神戸北野ホテルが手掛けるフレンチダイニングレストラン「イグレック」の東京１号店「イグレックマルノウチ」が進出していた。
①新丸ビル７階から皇居を眺める

②新丸ビル全景

③新丸ビル７階から東京駅を眺める