兵庫県芸術文化センター管弦楽団第１０回定期演奏会
兵庫県芸術文化センター管弦楽団（芸術監督・佐渡裕）の第１０回定期演奏会を聴いた。指揮はドイツの作曲家兼指揮者のマティアス・ピンチャー。３０代前半の若さで、日本初登場だが、既に世界的な名声を確立しているという。
この日の演目はピンチャー作曲の「オシリスに向かって」。現代的な曲で、正直、私には良さがよく分からなかった。２曲目はサン・サーンス「ヴァイオリン協奏曲第３番ロ短調」、それにベルリオーズ「幻想交響曲」。ヴァイオリン協奏曲は西宮市出身で現在ニューヨークを拠点に活動している松山冴花さんが奏でた。
同管弦楽団は阪神・淡路大震災（１９９５年１月１７日）の復興のシンボルとして、２００５年１０月にオープンした兵庫県芸術文化センター（西宮市高松町２－２２）の専属オーケストラ。世界１３カ国のオーディションで選ばれた３５歳以下の若手演奏家で構成されており、平均年齢２７歳。「フレッシュ＆インターナショナル」がキャッチフレーズだ。
写真は１階から２階に上がる板張りの廊下。
